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自己紹介の巻(by「みのくま独り読書会」#1)

はじめに

こんにちは、みのくまです。
めっきり寒くなって、体の芯から冷え切っております。。。
つらあ。。。

さて、今回もTwitterのスペース機能を使った「みのくま独り読書会」から文字起こしを記事にしますね。
収録したのは、2022年11月15日「みのくま独り読書会#1」です。
それでは本編をどうぞ。

「みのくま独り読書会#1 自己紹介とか」

導入

はい、こんばんは、みのくまと申します。
今日もまたダラダラと喋っていきたいなと思います。

そういえば、昨日初めてスペース(「みのくま独り読書会」#0)をやったんですが、けっこう難しいですね。
特に原稿があるわけじゃないので、同じ話題をループしちゃったりしたと思います。
あとはもう本当に自分の声聴くのって嫌ですよね。低音ボイスのイケボではないので、なんか落ち込みます。

でも良かったこともあります。
なんか意外と30分くらいは独りで喋ることできるんだっていうのは嬉しい誤算でした。内容はともかくとして、ですけど(笑)。

さて、今日はですね、ぼくの自己紹介みたいなお話しをしようと思います。
自分の好きな本とか、こんなジャンルが好きですよ、みたいなことを喋っていきますね。

しかし自分語りで30分喋るとか、かなりやばい人みたいで引かれるかもしれません。
というかむしろ病気?みたいなところがありますけど、まあ意外喋れちゃうんですよね。

自己紹介とか

これから好きな本のお話とかしますけれども、まずはじめに言っておきたいのは、ぼくは誰かに好きな本を「オススメしよう」という気持ちはあまりないです。
むしろ、どっちかというと、ぼくは「オススメされたい」側の人間なんですね。
読むかどうかは別なんですけど、オススメされるのが好きなので、ぜひTwitterでもnoteでもコメントでオススメしてくれると嬉しいです。

さて、自己紹介ですけど、ぼくは1987年、つまり昭和62年生まれなので、今年で35歳になりました。
いやー、35歳になって何もできてない自分に忸怩たる思いはあるんですが、今更ながらスペースやったり読書会やったり、いろんな人と出会えたらいいなぁと思ってます。

仕事は一応会社員ですが、派遣社員みたいな感じです。
ある企業に2年とか3年とかで働いて、その後違う会社に移っていくみたいな。
なんかそういうのを繰り返していますね。

なんか一つの場所にとどまっているっていうのがすごい苦手なんですよね。多分ね、限度が3年なんですけど、3年やるとその場にいたくなくなっちゃうんですよ。
こんなことやっているから友達もいないんですけどね。あと労働組合にも入ったことがない(笑)。

本を読み始めたきっかけ

ぼくが読書を始めたのはすごく遅くて。
多分、大学時代の時に本格的に読み始めたっていう感じなんですよね。

もともとぼくの母親がすごい本が好きで、実家には今でも大量の文庫本があります。
そうすると当然、小さい頃はことあるごとに活字の本を読みなさいと言われてたんですよね。
でも活字を読めって言われると、読まなくなるのは世の常というか(笑)。

で、ぼくの父親も本なんか読まないで漫画ばかり読む人で。
だから実家には漫画も大量にあるんですけど、ぼくも漫画ばっかり読んでましたね(笑)。しかもスポ根ものばかり。
母親はさぞ悲しんでいただろうな、と今では思いますね。

それで活字の本は全く読まず大学生になったんですね。
学部は就職に有利そうだなぁと安直に考えて経営学部にしたんです。
そしたら当時は村上ファンドとか金融系大ブーム時代で、授業はどうやって金を生み出すかっていう錬金術みたいな話ばかりなわけですよ。

それにぼくは面食らっちゃって。
正直、ぼくにはぜんぜん合わなかったんですよね。
あんまりお金に興味なくて、それはいまだにそうなんですけど。

ちょっとこれにはついていけんなぁと思ったんですけど、奨学金借りて入学金払ったからには卒業はしないといけないじゃないですか。
だから授業は一応出て、単位は取得するけど授業は一切聞きたくないわけです。

それで授業中に活字の本を読み始めたのがきっかけだったんです。
だって漫画読んでいたら、ひょっとして講師に見つかった時単位取れなくなるかもしれないじゃないですか(笑)。
それだけは避けたかったんですよね(笑)。

当時読んでいたのは、それこそ夏目漱石とか芥川龍之介とか、なんかいわゆる「文学」みたいな作品から手に取りました。
でも、ぶっちゃけ例えば夏目漱石の作品を面白いと思って読んでいたかというと、やっぱり面白いとは思えませんでしたね。

当時のぼくは、なんでこんなに夏目漱石の作品は面白くないのに世の中で持て囃されているんだろうって不思議でしょうがなかったんです。
それで、たぶん面白く読めないのはぼくが頭が悪いからだと思って、悔しかったんですよ。

だから色んな本を読んで、漱石の作品を面白く読めるようになろうと決めたんです。
もちろん漱石に限らず、「本当に面白いもの」を理解するために、ガリガリ毎月の読書目標を定めたりして本を読み始めたのが現在まで続いているって感じですかね。

本を読む快感

そんなこんな悪戦苦闘しつつ読書を続けているとですね、なんかだんだん漱石の作品も面白くなってくるんですよね。
こういうことってあるじゃないですか。
今まで全然理解できなかった作家なんだけど、いろんな本を読んで、もう一回戻って来たら、あれ?今回わかるな!みたいな。

ぼくはこの「わかる!」っていうのがすごい快感だったんですよね。
もちろん学術レベルでみると間違ってるのかもしれないですけど、でも、なんかぼくの中で腑に落ちたみたいな感覚があって。

最近だと、例えば村田沙耶香や高瀬隼子の作品でこんな感覚がありましたね。
ぼくなりの「二次創作」とまで言ったら言い過ぎですが、ぼくなりの作品解釈が生まれた瞬間がすごい快感なんですよ。
正直、こういう風な小説の読み方をしている人って少ない気もしますが、ぼくなりの解釈を人に話したくて仕方ない(笑)。
だから読書会をやりたいんですけどね。

好きな本・ジャンル

そういえば好きな本とかジャンルの話を全然していないことに気がつきましたよ(苦笑)。
ジャンルではなかなか括れませんが、やっぱり今まで話してきたように好きな本や作家は、ぼくがぼくなりに理解できたものですね。

例えば芥川龍之介は大学時代に読みふけったと言いましたけど、ある一時期まで芥川のことを「わかった!」と思っていましたね。
もうだいぶ昔のことで、その感覚はすでに失われ久しいので、いつか再読したいと思っていますが。

あとはジッドも「わかった!」と思いましたね〜。
ジッドはいまだにその感覚を維持できているので、好きな作家の一人です。
ぼくの考えでは、ジッド作品のキーワードは「空回り」だと思うんですよ。
このことに関しては追々このスペースで語っていきたいですね。

あとは先ほどもお名前を出しましたが、高瀬隼子も「わかった!」と思ってます。
これもいつかしっかり語りたいですね。
彼女のキーワードは「ペット」ですね。ペットとはどんな存在か、ということですが、もっと時間のあるときに語っていきますよ。

とはいえ、ジッドの「空回り」とか、高瀬隼子の「ペット」だとかのキーワードは、本好きの人の読書感想には出てこないんですよね。
なのでぼくの感じたことは盛大な勘違いであり誤読であるかもしれないのですが、なんにせよ結構オリジナリティのある感想ではないかと自負してます。
そして絶対に面白い読解だとも思うんですよ。

でも、なんかあまり面白いと思われていないような気がするんですよね。
ぼくの伝え方が悪いのであればいいんですけど、本当に面白くないのであれば絶望ですよね(苦笑)。
なにせぼくは本当に面白いと信じきってますからね。。。
みんなが面白いと思うものと、ぼくが面白いと思うものが少しでも重なっていればいいんですが。

締め

はい。
というわけでね、ちゃんと自己紹介できたかは甚だ不安ですが、本日はこんな感じで終わりたいと思います。

ぼくの言っていることに否定でも肯定でも何かご反応いただけたら嬉しいです。
Twitterでもnoteでもなんでもいいので、いつでもお声かけくださいね。
また、定期的にスペースやっていきたいと思ってますので、おヒマな方はぜひご参加ください。
一応すべてのスペースはアーカイブしていく予定ですので、あとでお聴きいただいても嬉しいです。

では、本日はこれにて終わりにします。
またよろしくお願いしますね。

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