計画的な人生に悩んできた私にバイバイ。
少し遅れてしまったが・・・読んだ本記録 第3弾。
・『ウォールストリート・ジャーナル式図解表現のルール』ードナ・ウォン
・『マッキンゼー流入社1年目問題解決の教科書』ー大嶋祥誉
・『スタンフォード式 最高の睡眠』ー西野精治
・『嫌われる勇気』ー岸見一郎、古賀史健
|自分と向き合った1ヶ月にふさわしいラインナップだったかも
後にも記述するが、この1ヶ月は大変なものだった。心身ともに。
今回の読書期間は、「5冊読まないと・・!」という使命感で読んでしまった。(よくない)
本来は、そのような感情ではなく、習慣の一つとしてワクワクしながら楽しんでいた期間が、今回はあまりそうではなかった。
でも、幸いなことに今回読んだ本はそれぞれ、改めて私自身が己と向き合う際のヒントを与えてくれたものばかりだったように思う。
突如襲来した、「自分は何がしたいのだろうか?」という疑問からの不安
| 仕事場へのイライラが止まらなかった自分
急な仕事を頼まれたら「なんで私が」「自分でやってくれ」と感じる。
週3在宅勤務、週2出社、のような勤務スタイルを続ける中、そんな感情の連続を止められない日々が始まってしまった。
いつもなら、「自分がやってやろうじゃないか」「これを機会に自分を評価してもらおうじゃないか」みたいな、”負けん気”に近いモチベーションが働くところが、全くそのスイッチはいれれなかった。
同時に、気候が夏に近づき、毎年食欲がなくなる季節になったのもあり、体調も不調でなかなかエネルギーの出せない生活が始まった。
|コミュニケーション量が減ったせい?それとも他の何かのせい・・・?
なぜ、こんなイライラしだしたのだろう、なんのせいだろう。
・・・と、『きっと外部要因がある』という前提であれこれ考える自分、無意識に他責・環境要因にしようとしている自分に気づいた。
人の顔を見てコミュニケーションを取る機会がこの頃減ったからか・・?などとも思った。
でもそんな、外部要因にする自分が嫌だな・・・
そんな風に思い悩みだした中、『嫌われる勇気』という本に出会った。
計画的な人生など、不可能なのです
|自分が今するべきことは、今を生きること
この本は、アドラーという心理学者の教えに基づいてある哲学者と青年が対話を行うような内容に一部始終なっている。
どのページにも今の自分の悩みへのヒントになるような言葉が綴られており、読み終わった自分は痛快な気分とともに嘘のように非常にモチベーションの上がっている状態になっていた。
本の終盤に、「計画的な人生は不可能」という言葉が記されている。
今、この瞬間を、自分に嘘をつかずに精一杯生きること、行動すること。
それが結局自分にできることであり、するべきことである。
たとえ今自分の周りが苦しい環境に感じたとしても、「他者の課題」「自分の課題」を区別して生きていくことで、景色が変わる。
|心が軽くなり、仕事も捗った
単純な私は早速、仕事において「他者の課題と自分の課題を切り分けて考える。幸福のために他者の承認はいらない」という気持ちを意識したところ、以前イライラしていた同じような内容の仕事をより早いスピードで終えることができたり、効率的なコミュニケーションを自分なりに取った結果問題が解決できたりした。
この本を貸してくれた私の彼氏に感謝したい。
|計画的な人生にバイバイ
もちろん、全ての悩みが解決されたわけではなく、いくつか自分のキャリアプラン、ライフプランについて考えるべき事は残っている。でもそれは今後も生まれてくるものでもある。
たとえ今計画を立てようとしたとて、今の自分の気持ちに従って今行動を起こす事がベストになる。
これまでは計画を立てて行動しようと、沢山悩んできて、時間を費やしてきた自分がいたが、もうそんな自分にバイバイ。
自分に嘘をつかない、「今」を創り続けていこう、自分なりに。
(栄養摂取の重要性も同時に実感したので、気をつけていきたい)
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