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余所者は好き放題言うだけ。

緘黙の生徒の話になるわけだけど、

今日、とある移動教室の授業でタブレットを

使ってテストをする時間があったらしい。

その時、彼女はタブレットを教室に置き忘れ

てたようで取りに行く必要があった。

ただ、彼女は喋ることができなければ簡単な

意思表示の一つである手を挙げてアピール

することもできず。あとで教科担当が気づいた

けど結局まともに試験が受けられなかったみたい。

そこは多少仕方ないし気にしてない。

そんなことより許せないのは、「去年からの

課題だと思うけど意思表示をできるように

させて欲しい」と言われたこと。

そう言いたくなる気持ちは分かるんだけど、

そんなのは担任が最もしたいと思ってる

ことだし、その目標に向けて今はこつこつ

グループウェアのメッセージ機能で本人と

簡単なコミュニケーションを取る練習を

続けている。もちろん、この取り組みについて

知っている職員はせいぜい学年の職員くらい。

その指摘をしてきた職員は学年外の職員

だから仕方ないといった考え方も出来る

けど、所詮は担任以外の余所者はあーだ

こーだと好き勝手文句を言う傾向にある。

ちなみにこの一件について本人には休み時間

に少し「頑張らないといけない」的な話を

したうえでメッセージ機能を使って今日の

質問は二つ用意した。

一つはその手が挙げられなかったのは

周りの子に見られたくないからなのか。

もう一つの質問は手を挙げることで自分の

思いが少しでも伝えられるとしたら

できるようになりたいと思わないか。

この二つを問いかけてみたら、一つ目の

解答は「はい」。二つ目の解答は

「なりたい」ということだった。

そうなりたいなら見られたくないなんて

ほざいてる場合じゃないんだけどね。

その辺近いうち本人と詰めていく。


今年度教科指導をしていて最も負担に

感じているのは、どの教科においても

新しい新観点の評価に必要な

グループワークと発表を盛り込む

必要があることについて。

正直、座学の授業で、教科によるかも

だけど自分の教えてる教科の材料から

グループワークのネタに繋げるセンスが

自分にはなくて困ってる。

もう結構な教科でグループワークを

取り入れてるみたいだからそろそろ

取り残されてる感が出てきて辛い。

そうでなくてもうちに通う子どもたちは

自分の思いを文章にしたり、直接話を

したりするのが苦手な子が多いのに。

現実嘆いてばかりもいられないから

そろそろネタを準備していきたいところ

だけど良い案がなあ。

そうこうしていると明日は水曜で早めに

退勤を促されてる曜日。仕事量が減らない

のに勤務時間が強制的に減らされるって

何一つ解決に繋がらない気がする。

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