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外の世界を知る必要がある。〜後編〜

サーブの練習が不完全燃焼のまま終わって、

最後は2人とストレートラリーの練習。

自分は最初貴男さんとラリーを。

やっぱりこれもうまくいかない。

横向きになりすぎてると。

そこでまた声をかけてくれたのがNさん。

打つ時はつま先が正面を向いて体もそっちに

近づけるイメージってのと、歩く延長で

打つイメージなんて言われたかな。それと

Nさん曰く自分はラケットを制止できて

いないと。これまた何となく指摘を受けて

からの改善を図るもののイマイチしっくり来ず。

そのあと小野田さんとのラリーにチェンジ。

ここで言われたのはやっぱり空間が狭いこと。

加えてラケットの振り方について。正面に

打つイメージより、ラケットを体の横で

グルグル回転させるようなイメージだと。

なんとなく良い球が飛ぶ時もあったかな程度。

そんなこんなでもう時間。最後に貴男さんからは

サイン入りのポストカードを。小野田さんからは

名入りのサイン色紙をもらって写真撮影して

解散。そして歩きで駅に向かったらあの2人に

遭遇したというのが一連の流れ。

正直行く前は有名人を目の前にして凄い緊張

したりするのかと思ったけど、そういうのは

とくになかった。たぶんだけど、テニスを

始めたらプロとかっていうより1人のスクール

コーチとしてしか見えてなかったんだと思う。

そういう意味では落ち着いてプレーできて

良かったけど、改めて感じたのは自分の実力の

なさ。Nさんも含めて3人からスクール歴を

聞かれた時に4年程度と答えるたびに恥ずかしく

なったもの。経験豊富な人たちからしてこの

4年が短く感じるのかどうか分からんけど、

自分にとってはそれなりに長く感じてた。

でも、その長く感じてる割にプロ相手に

ラリーしたりだとかしてたらその出来は散々。

当然だよ、そんなうまく行くはずないんだって。

でも、想像を超えて力不足を知らされて悔しい。

だから決めた。貴男さんと小野田さんが一緒の

会で改めて参加を果たすとして、その時までに

自分がすべきことは今日Nさんからも含めて

十分すぎるくらい指摘されたことを一つでも多く

改善して、その成長した姿を見てもらうって。

たぶんだけど、今回技術が断然劣っていたことと

自分の苗字が珍しいこと、ヘッドコーチを介して

通づる部分があったあたり、暫くは記憶の片隅に

入れといてもらえるんじゃないかなと期待

してる。

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