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自己紹介とminmeetingのビジョン

こんにちは。AIで会議を短く創造的にする「minmeeting」を開発している伊勢川です。

本日は「#自己紹介」タグの募集がされていたので、自己紹介をさせていただき、ついでにminmeetingのビジョンを共有しておきます。

大学時代は社会科学系の学部に所属していましたが、言語や人間の思考に対する興味から、プログラミング言語や人工知能を独学で勉強し、エンジニアとしてIT業界に就職しました。本業の傍ら、夜間の大学院で情報システム学を修め、そこから企画・開発の道に進みます。

IT業界で現場のリーダー、および開発者として大小複数の新規事業の立ち上げに従事してきました。新規事業につきものなのが、修羅場プロジェクトと会議のハシゴです。

新規事業はだいたい企画は何も決まってないのに、締切だけは決まっているものです。そこで死ぬほど働かないと間に合わない上に要件変更は付きものなので、プロジェクトは修羅場と化します。

会社組織の中で新しいことをやろうとすると、多くの人を動かす必要があり、たくさんの人と話しをしなければなりません。今のところ、会議のように直接会って話す以上のコミュニケーション手段がないためです。それで、会議をハシゴしていると、定時が過ぎ、夕方から開発を始めるといった日々を繰り返すことになります。

しかし、死ぬほど働かないと、新しいことはできないのでしょうか?多くの人は一生の大半を、仕事をして過ごすのに、無駄な仕事に時間を費やしていていいんでしょうか?この状況をなんとかして変えたいという思いを持つようになりました。

中でも会議は非常に無駄が多く、ものすごく改善の余地があります。あるホワイトカラーワーカーを対象にした調査によると、4割以上の人が「無駄な会議が多い」「会議が長い」と回答しており、多くの人が会議をなんとかしたいと課題意識を持っていることがわかります。

みんな何もしてこなかった訳ではなく、いろいろ取り組みをしてきました。取り組みをしている最中は一定の成果がでます。しかし、なかなか継続できず、横展開もできず、いつの間にかもとの状態に戻っていたというのがこれまでの歴史でしょう。

この継続や横展開は、ITの得意分野であるため、理想の会議プロセスをシステム化して普及させれば、ある程度会議のやり方を変えることができるでしょう。

minmeetingは、AIの力を借りて、ツールを使うと圧倒的に便利という状態を作ろうとしています。便利だから自然と普及し、自然と理想の会議のやり方が浸透していく、そんな姿を目指しています。

会議を効率化したその先は、AIによる創造支援を目指しています。このあたりは古くから研究がされていますが、前段の効率化の部分や、現場の実務へのすり合わせが弱く、実用化には至っていません。研究の積み重ねもあり、技術もある、あと一歩のところまで来ているのではないでしょうか。

効率化と創造支援が組み合わさることで、大きな変革が起こせると考えています。

世間では、AIやロボットによって仕事が奪われるなどといった言説が流行しています。しかし、AIやロボットを、人の仕事を奪って自動化するだけのツールとして使うはもったいないことです。

minmeetingが目指しているのは、AIで人の創造性を引き出し支援することで、誰でも創造的で楽しく仕事ができるようにすることです。それによって、仕事を通じた自己実現ができる社会づくりに貢献したいと考えています。

今後とも、ご期待・ご協力をお願いします。


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