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褒めること、褒められること

真の大人は褒める事が上手。

幼い頃、いやだいぶ成長してからも、母と一緒にいると「あら、minmちゃん、相変わらず美人さんね」「益々綺麗になって」うんにゃらかんにゃら。お世辞と分かっていても、言ってもらえると嬉しい。しかしいつもうまい返しが出来ず、「いえいえそんな」とはにかんで母の影に隠れてしまう。大人って褒める事が上手だな。私もこんなに褒め上手になりたいな。と思うが、なかなかスムーズに出てこない。

褒め言葉は、「美人」や「かっこいい」等の分かりやすいものだけで無く、相手をちゃんと見て、真に喜ばせるものもある。そう言った褒め言葉は何年も心に残り、生きていく糧になるものだ。

私の叔母は本当に褒める事が上手い。私を誉め殺し息つく間も無いくらいだ。否定しても褒め被せてくれる。シャイな血筋のはずなのに、言葉が豊かでぴょんぴょん出てくる。そんな叔母を私も褒め攻撃したい(叔母は人間性、美しさ、強さ、優しさ、真に素晴らしい人なのだ)が、何だか恥ずかしくて言葉に詰まってしまう。本心なのにお世辞を言っているような印象になってしまう。

褒める事は相手へのプレゼント。

思わず口にした事が相手からとても喜ばれた事もある。目に見えて喜んでもらえて、こちらも嬉しい。「勇気を出して言ってみて良かったな」と思う。それはありきたりな言葉では無く、相手への敬意から出た言葉。相手も自分もハッピーになれるなら、この「褒め」をもっと身に付けたい。さらっと、いやらしく無く言えるようになりたい。

上手な褒めスタイル。

さらっと言えて、相手も嬉しくなる褒めスタイルとは?

まずは簡単なところから褒められるようになりたい。見た目、ファッション、人間性、五感から入る情報。

相手ともう少し距離が縮まったら、思想、能力、日々の行い等、「褒めの深掘り」を行いたい。

褒める時は自然に、しつこく無く、自分を卑下して引き合いに出さず。といったところを意識したい。

真の大人は褒められる事も上手。

さて、褒める事もあれば褒められる事もある。コミュニケーションのキャッチボールとして、褒められる事にもスキルは求められる。せっかく褒めてもらえても、反応がイマイチだと褒めた相手も「あれ?嬉しく無かったかな?」「変な空気になっちゃったな」と思ってしまう。

では上手い褒められ方とは?

①ギャグにして返す

「えー♡ありがとうございます♡でも○○なんです♡」

②素直に、目をキラキラさせてお礼

③褒めで返す

④気付いて褒めてもらえた事への感謝を伝える

うーん、褒められ下手な私にはこれ以上の反応が浮かばない。

褒めを日常にするには?

挨拶のように、さらっとお洒落に褒め、褒められを日常にするには?

まずは100本ノックだろう。数を多くすれば自然と言葉にできるし、バリエーションも広がる。

そして言葉の豊かさも大事だ。ありきたりな言葉よりも、美しい言葉、相手への敬意のこもった言葉の方がより喜ばれる。褒められて嬉しかった事はストックして次の誰かへの褒めにしよう。

そして的を得ていない褒め言葉は微妙だ。せっかく褒めても、相手が喜ぶ言葉で無くては意味がない。


今日は多くの人に褒めてもらえた。素直に嬉しかったし、モチベーションの向上に繋がった。

明日からは私が褒めて、関わる人の心を暖かくしたい。

2020.9.13

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