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考えろ! 感じろ! (ブルース・リー"Don't think! F…

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考えろ! 感じろ! (ブルース・リー"Don't think! Feel." のオマージュです。念のため) 考えずにはいられない。

最近の記事

オリンピックは国対抗でなくチーム対抗にすれば面白い

◎結論 オリンピックは、現在のような国どうしの対抗ではなく、多国籍のアスリートがランダムに混じって編成されたチーム同士での対抗 とすれば、とっても面白いと思う。 ○そのわけ 現在のオリンピックの開催方法の意義は、ずばり、「戦争を防ぐガス抜き」だ。 われわれ一般国民は、オリンピックで自国の選手がメダルを獲得すると、その選手と同じ国籍という共通属性によって、自分の価値を再評価(錯覚)し、喜びや安心感(帰属意識、仲間意識)を得ている。 東京五輪の開閉会式と、今回の北京五輪冬季大

    • TVの「達人に学ぶ」系の番組に要注意

      ●結論: 都合よく切り取られた「達人」の言葉は、蓄えにならない。 一方、一般人でも、誰かが自分たちのことを思って発してくれた言葉は、我々がきちんと受け止め、噛みしめれば、人生を豊かにする。 ●詳細: 朝起きてNHKを見たら、「その道の達人の日常に密着する」というよくある番組がやっていた。そうした番組の意図は、「達人から我々市井の民が学べることがある」ということだと思う。 しかし、こういう番組をもう何回も見てきて、最近はためにならないと感じて全く見ていない。過去にこうした番

      • 塩は人間に必要なのか

        結論:必要らしい。 最近、年齢を重ねたせいか、味の嗜好が変わった。 若いころ(といっても2年前くらいまで)はただ甘いものばかりもとめていたが、 最近は、その甘いものに飽きてしまったのだ。 代わりに、塩気を求めるようになった。 正確には、甘さと塩気の両方が欲しい、という状態。 調べたら、塩気は生命が海から陸へあがるときに必要としたらしく、 そのために舌が発達した。 その後、農耕により野菜を食べ始めると、野菜に含まれるカリウムにより、 生命に必要な塩(ナトリウム)が体外へ排出

        • 日本を8人家族に置き換えれば、ワクチン接種の順番は明快に決まる

          〇結論 コロナ禍の日本を8人の家族に置き換えれば、 ワクチン接種の優先順位は、明快に決まる。 ①  医師である60代男性(30代男性の親) ②③ 家計を支え、幼児を育てる30代夫婦(共働き) ④  60代男性の妻 ⑤⑥ 60代男性医師の親である90代老夫婦 残り2人は、 ⑦娘3歳(30代夫婦の娘) ⑧息子1歳 彼らに対しては、ワクチンの安全性を見極めたうえで、状況により接種。 〇補足 現在の日本は、「重症化しやすい⑤⑥を優先して接種」としているが、 それは誤りだ。 正しい

        オリンピックは国対抗でなくチーム対抗にすれば面白い

        • TVの「達人に学ぶ」系の番組に要注意

        • 塩は人間に必要なのか

        • 日本を8人家族に置き換えれば、ワクチン接種の順番は明快に決まる

          システム思考 雪かきから

           年初めに、大きな喜びを得た。それは以下のような構造に気付くことができたからだ。  もとになる理論はすでにドネラ・メドウズ氏がシステムダイナミクスとして世界に広げた理論だ。私はその構造を、今日、雪かきの中にも見出した。  私が気付いたことをざっくり言えば、「効果的な雪かきとは、フィードバック効果を利用して雪が溶けていくような道路状態を作ってやること」である。効果的な雪かきは、単に積もったものをどかすだけの行為ではない、ということだ。  要点は以下の3つのフィードバック構造

          システム思考 雪かきから

          心のクセ

          私は無意識に、対人関係でおきる「心のクセ」みたいなものを持っている。例えば、意見が食い違った時の心のさざ波とか、アクシデントが起きた時の心の動きとか。そのクセは相手によって違う。幼少期に生じた親への「心のクセ」は、大人になってもなかなか消えないものだ。 好ましくないのは、「心のクセ」が最後に「自分に責任がある」など自分にマイナスな方向へ向かうデフレスパイラルを描く場合だ。 私も親とのやりとりに「心のクセ」があり、特に揉めた時、まず①「面倒だな」と思う→そうしていろいろやり

          心のクセ

          利己(≒排他)的な人たちよ、さようなら

          自分中心の言動を公然と発する家族が増えてきた気がする。少なくとも私がそういう人たちを見る機会が、私の子供時代より増えた。 例えば、最近のコロナウイルス騒動で不足しているといわれているマスクやアルコール消毒液について、ある婦人が家族との会話で、「買い占めようとしたら店員に『お一人様2つまでです』と止められたよ。初めに2つ買ってまた戻って知らんぷりして買えばよかったわ」と言う。他人の私にも聞こえる場で。 またある人たちは、食事の持ち込みが禁じられている狭い公共の部屋で、他の家

          利己(≒排他)的な人たちよ、さようなら

          厳しい会話

          要旨)病院の相部屋。他の人の会話の内容がなかなかに厳しい。吐き出す感じで記すしかない。 入院していた時のことだ。私の病棟では、私と同じ年代以下の入院患者がいないので、病院というより高齢者介護施設と化している。看護師はコミュニケーションがとりづらくて精神的に大変そうだ。 相部屋も高齢者ばかりなので、面会に来た親族との厳しい会話が交わされるのがいやでも耳に入ってくるのだ。厳しいのは、複数の患者家族の、特に親族側からの話だ。 ―― 通帳はどこにあるのか。 残高*円あったはず。

          厳しい会話

          かこさとしさんの思い

           かこさとしさんを尊敬している。  技術士であり、科学者であるその目線で、子どもを導く絵本をたくさん描いた人だ。  先日亡くなった、中村哲さんとも通じるように思う。つまり、人の助けとなる本質を追求し、自分の分野を超越して実現した。  かこさんの本に、こういう一節があった。 「人間という生き物の幼少期には、自然と接して生活するのが一番いい。それも大自然ではなく、小自然。子どもの能力、力の範囲でなんとか処理できる程度の。」  同感だ。  大学時代に自然科学を専攻した私は、あ

          かこさとしさんの思い