27歳、バリキャリ女による婚活録
27歳、バリキャリ女、東京在住、独身。
がむしゃらに生きてきた結果、気がつけば私はこのような肩書きを持つ人間になっていました。
彼氏いない歴はもうすぐ2年。
気になる人もいなければ、声をかけてくる人はあまり好きになれないし、社内恋愛は自分のポリシー的にはしたくない。
私は元々バリキャリになるつもりでは無かったけど、日々の小さい努力や様々な運の結果、気が付けばいわゆるバリキャリと言われるカテゴリーに所属していました。
当時の自分は、ちゃんと仕事をして1人で自由に暮らせるだけのキャリアを積み上げていることへの達成感とやりがいがあり、友人も周りにいるので、「例え結婚しなくても私は充分人生を楽しめそうだな」とは考えていました。それに、私は昔から結婚願望がそこまで高くありませんでした。
そんな私ですが、プチ留学に行って日本に戻ってきて数週間後、婚活を始める決意をしたのです。
これは私の婚活の赤裸々な忘備録です。一部の内容は他の方から見ればどうなのこれ?と思われそうな記載もありますがどうかご了承ください。笑
婚活を通して結婚相手を選ぶ上で最も大事なことや、成婚に至るまでに必要なマインドも含めつつ、私自身の体験談を記載しました。
ぜひ私と同じような境遇の女性や、婚活をしている方男女問わずぜひ見ていただけると幸いです✨
婚活を始めた理由
友達が婚活を始めた
これが一番の理由です。友達が失恋した後に速攻で結婚相談所で婚活を始めました。すごく結婚願望が強い子なので、次に恋人と別れたら婚活すると決めていたみたいです。
私はその時「27歳で婚活ってちょっとまだ早くない?」と思ってしまったのですが、そこから興味本位で婚活を調べていくうちに、次第に私もやってみようかなと思うようになりました。
しばらく彼氏がいなかった
これも理由の一つです。
元彼と別れた時に、「恋愛はしばらくしなくて良いから今は仕事に集中する!」と決めてから気がつけば数年が経ち、さすがに寂しくなってきていました。笑
実は過去に数ヶ月だけマッチングアプリをしたこともあったのですが、良い人止まりで付き合いたいとは思えない人だったり、会ったその日に付き合いたいとか言ってくる明らかな身体目的な人もいて「何か違う」となり、嫌になってアプリごと消してしまったこともありました。
こういう経験を経て、次に付き合うならとりあえずで彼氏が欲しいというよりは、結婚を視野に入れた人が良いという気持ちが自分にあるなと次第に考えるようになりました。
この先も日本で暮らしたいと思った
実はこの頃の私は今後海外で生活したいのか、日本で生活したいのかの選択に悩んでいました。
海外で働くこともありかなと思っていたのです。
その確認も兼ねて上記のプチ留学に行ってきたのですが、その際に「海外は好きだけど、やっぱり基本は日本で暮らしたい」と強く思ったことから、今後も日本で生きていく決意ができ、かつ次の恋愛も日本でしたいなとも思うようになっていました。
生活の上限が見えた
これまでより良い自分になるために直向きに努力してきたことで、この歳になってくるとある程度昔描いていた自分の夢が叶っていきました。
一人で十分に暮らせるだけの給料をもらい、しっかりとしたキャリアを築き、時折旅行に行ったり、好きなものを買ったり、仲の良い友人と出かけるといった理想の生活ができるようになったのです。
ただ一方で、自分が一人で生きる上での限界も見えてきたなと思いました。
「今後自分がキャリアで行ける上限はここまでだろう」といった、ある程度の予測が次第に出来てきたのです。
あとは、その時自分で住む用の家の購入を検討していて、今の自分が1人で都内に家を購入する際のローンの上限を実感して一度購入を辞めた経験も、さらに自分の限界を知る機会になりました。
となると、自分一人でしか体験できないことの限界を超えて新しい経験をするためには、パートナーや家族を築く選択肢も考えて良いなと思い始めていました。
親とは異なる人生を歩める自信がついた
小さい頃、私は毒親の両親(過干渉、アルコール依存、暴力)にずっと悩まされており、それが私が子供の頃から結婚願望があまり無かった大きな理由になっていました。
結婚してもし今後子供を授かった時に、私と同じような可哀想な目にあわせたくない。なら自分が我慢しようと考えていたのです。
ただ、社会人になって数年が経過して、間違いなく自分は親とは違う人生を歩んでいて、今後もより良い人生を作る努力が出来るだろうという自信がつきました。あとは親と離れて距離が出来たことで関係性が安定し始めていました。
そして改めて自分がしたいことを考えた時に、やっぱり結婚はしてみたいなと、ようやく自分自身の本心を素直に考えられるようになったのです。
祖母からの遠回しの圧
直接的には言わないにしろ、アラサーを過ぎたくらいから「あなたの歳で私は結婚・出産していたよ」「あの子が結婚したらしい」と言った遠回しの圧力が祖母からかけられ始めました。笑
特に祖母に「孫が見たい」と言われたとき、
いや私が孫だけどな!?と思いつつも、今までなんだかんだで色んなわがままを受け入れてくれたし、そろそろ孝行をすべきかなと思うようになっていました。
適齢期と呼ばれる年齢
女性は27歳前後が婚活市場で一番需要があると言われています。
今結婚願望があまり無くても、後で歳を重ねてから結婚をしない選択をしたことに後悔する場合もあるかもしれない。
せっかく今需要がある年代で彼氏もしばらくいないなら、ダメならダメで良いから、後で行動しなかった過去の自分に対して後悔しないために婚活をやってみても良いかもと思ったのです。
使用した婚活サイト
私が使用した婚活サイトはコネクトシップ加盟店のichieというところです!
ベネフィットステーションという福利厚生サイトに加入している企業の社員限定の婚活サイトです。めっちゃニッチなところを選びました。
選んだ理由としてはコスパです。(婚活にコスパとは、とも今になると思いますが。笑)
登録料、月会費共に1万円ちょっと。成婚料も無し。そして全てがネットで完結。
前述の通り、私はそこまで結婚願望もそれほど高くはないけど、とりあえず後悔しないためにまず相談所を始めてみよう!と考えていました。
ちなみに結婚相談所には、相談所同士を繋ぐ「加盟店」という巨大なネットワークがあり、その中でも著名なのが主にIBJとコネクトシップです。
IBJ加盟店の相談所は入会料や登録料だけで10〜30万近くするところが多く、当時の私にとって例えサポートが手厚くても、この金額を払うほど婚活に投資する必要は今時点では無いなと正直感じていました。
その点、コネクトシップはIBJよりは価格や条件等がゆるく、婚活を初めて実施するための環境が揃っていました。
(ただ、恐らく会員数の多さや丁寧なサポート、何よりも成婚を一番に考えている人は少し物足りないかもです)
私が選んだichieはコネクトシップ加盟店の相談所なので、入会するだけで様々なコネクトシップ加盟店の相談所に所属している会員を紹介してもらえる形でした。
さらにこの相談所では、ベネフィットステーション会員は毎月の支払いごとに3,000ポイントもらえるため、実質7,000円でコネクトシップ加盟店で活動できるならお得!という(やや浅はかな)考えで登録しました。笑
20代後半〜30代前半の男女で、マッチングアプリで良い人があまりいなかったり、経歴等で嘘をつかれたり、次出会う人とは結婚したいと考えている人はコネクトシップ加盟店から婚活をスタートするのは良い選択肢になると思います。
婚活を本格的に始めるまでの障壁
さぁ婚活を始めてみよう!と思ったのも束の間、思ったより始めるまでには準備がかかることを思い知らされました。
各種書類の提出
婚活を始めるためには、相談所に以下の書類の提出が必要になります。
独身証明書
収入証明書
卒業証明書
本人確認書類
特に独身証明書は本籍地での発行が必要でかなり手間でした。
なんせ私の本籍地は今は亡き祖父の住所の遠い地にある「村」で、コンビニでの証明書発行に対応していなかったのです。
なので、私はわざわざ本籍地がある役場に電話して「独身証明書の発行したいんですけど」と聞きました。ちょっと恥ずかしかった。
そこから紙の申請書を郵送して出すことで発行が可能と聞き、しっかり紙で書いてから数週間後に独身証明書が届きました。
写真の提出
相談所のプロフィールには写真が必須。
結婚相談所の写真で思い浮かぶイメージといれば、ピンクや白の花柄ワンピースを着て微笑むいわゆる一昔前の「素敵なおしとやかな女性」のイメージ。
いざ写真を撮影してくれる場所を探すと、どれも数万円はかかる…
こんなにかかるのかと思いつつ、私が悩みに悩んで選択したものがこれでした。
はい、証明写真です。
Ki-Re-iという証明写真機の写真データのダウンロードができる「with スマホ」に、美肌効果のあるExcellentエクセレントモードをつけたもの。確か当時1,200円くらいだったはず。
背景が9種類から選べるので証明写真っぽさはやや薄れます。さらに肌補正もできる!
プロフィール写真っぽくするにはちょっと身体を斜めにして撮るのがおすすめです。笑
ただこれ、よく仲人さんに何も言われないでok出たな…w
自分は身なりに気を遣っている方だし服装髪型とメイクさえなんとかすればいけるだろ!と思って生意気にも証明写真機で撮った写真のデータをプロフィールにしました。(こういうところに私の良くないところ&強気な部分が出ているなと思います笑)
が、もし参考にしたい方がいればプロの撮影とのクオリティ差がかなりあるのは間違いないのでこれは自己責任でお願いします。
補足:最近この証明写真機にプロフィール写真モードが出たみたいです。これならかなり自然かも!?
ダラダラ開始時期を遅らせる
独身証明書が来るまで数週間待たないといけなかったため、その間に婚活のやる気が薄れて、徐々にめんどくさいモードに入って行きました。そこで一ヶ月が経過。
その頃仲人さんから何度か「進捗どうですか?」「独身証明書は届きましたか?」「そろそろ始められそうですか?」と何度か連絡が来て、さらに月会費である一万円の引き落としがあったことで、これに月一万かけているんだよなとふと思ったことで再度やらねば!とにかく元を取るために人と会おう!となりました。
女性ってマッチングアプリだと基本無料で利用出来てしまいますが、お金を自分が払っていることへの自覚や、仲人さんからの催促も意外と活動を前に進めるためのきっかけになるなと思いました。
プロフィール文章の絵文字
やっと重たい腰をあげて婚活をスタート。
まず婚活をするために大事なのが写真とプロフィール。
写真は前述の証明写真を使用しましたが、プロフィール文章でも問題が。
こういった内容の文章を記載したところ、仲人さんから連絡があり「文章は良いのですが、絵文字はやめておきましょうか…」と言われました。
婚活の作法が全くわからないまま単なるプロフィールと思って絵文字をてんこ盛り😉✨🙆♀️💐にしていたのですが、どうやら絵文字はダメみたいです!笑
なので絵文字は全消去しました。前途多難。
婚活録
さぁ書類も提出した、プロフィールも写真も出した!とのことで相談所に登録してから一ヶ月以上が経ってようやく婚活スタートです。
各相談所によってやや違いはあるかと思いますが、私の相談所は自分が指定した希望条件に合わせて毎月コネクトシップ加盟店に在籍する6人の男性が紹介されました。
詳細には、週に2人ずつ男性を紹介をしてもらい、月に計6人の紹介が行われる形です。(6人紹介された後の4週目以降は紹介なし)
その紹介された中で会いたいと思う人がいた場合に希望を出し、マッチングが成立すれば直接会う約束をする形になります。
そこで私が提出した相手の希望条件は以下です。
希望する相手のスペック
それぞれの項目の細かい意図です。
・年齢:25〜34歳まで
歳上、歳下どちらでもOKなのでこの設定にしました。周りのマッチングアプリをやっている20代後半の女性の友人も大半がこの年齢幅にしているイメージです。
が、婚活では圧倒的に自分より歳上の30代以降の男性が多かったです。27歳当時の自分には30代後半以降の人だと年齢差がありすぎて、後々子供について考える時や介護の問題が大きくなりそうだと思い除外しました。
(それでも40〜50代の人から申請が度々来ました。希望条件から外れていても気になる人に直接アプローチができる機能もあったようです。ただ、もはや私の親世代なんだよな)
・学歴:大卒以上
本当は「大学中退以上」と設定していたのですが、仲人の方から「もったいないから大卒以上に変えておきますね」と言われて変えられました。(これは今でも不思議)
自分の親族が皆大卒なので、大学に通っていた経歴がある人が良いなという前提でした。
その上で、中退した方でも高い能力がある方もいるので、大学に通っていた経歴があれば良い、もし良い学歴ならありがたいというくらいでした。
・居住地:関東圏住み
自分が過去に遠距離恋愛で失敗していることもあり、ちゃんと互いが定期的に会える場所に住んでいることが必須条件でした。
関東圏で、できれば自分と同じ都内在住者が良いなとも思っていました。
・年収:500万以上
これも過去に元彼が紐になりかけたトラウマがあるのでw、年収はそれなりにある方が良いなと思っていました。
ただ、これは他のバリキャリ女性と話していてもよく出る話題として、年収の中間層(300-500万)にいる男性の多くが、女性の年収が自分の年収より高いと途端に僻んだり恋愛対象から外し出すことが多いです。
年収300万以下だったりちゃんと働いていない男性は、働いている女性の紐になることを求める人の割合がぐんと上がります。まぁこれは男女逆で考えたらしっくりくるか。
一方ある程度稼ぎがある男性は、周りにそういう女性も多いからかそこまで女性の年収の高さを気にしません。なので私も次第とパワーカップルを目指せそうな方を選ぶようになりました。
日本人女性の上昇婚の傾向は、こうした日本人男性側の「自分より上の位置にいる女性への僻み、妬み」「女性は自分よりも下の地位であってほしい(けど働いてほしい)」といった性質がある人が多いことが大きく影響していそうだなと感じる限りです。
・身長:165cm以上
某170cm以下は人権無い発言は私はそこまで気にせず、身長は自分よりちょっと高ければ良いなと思っていたのでこの値にしました。
・その他
その他のポイントとしては以下を見ていました。
プロフィール
文章をそれなりにしっかりと記載している人を選びました。婚活はちゃんと仲人さんがいるのでみなさんしっかりと文章を記載していましたが、その中でもモラハラ臭がする人や、文章だけで自分と合わなそうと思うような人は避けようと考えていました。(フィーリングって本当に重要なのでここはある程度自分の勘を信じましょう)
見た目
私は自分が恋愛相手を探す上で、「この人とチューできるか」という本能的な基準があったので笑、以下は写真を通して判断していました。要はある程度好みの範疇かどうかです。
・太よかすぎず、ガリガリすぎず
・髪がしっかり生えている
・見た目がある程度嫌じゃない
これだけ書きましたが、じゃあ自分のスペックはどうなんだよとなると思うので、私のスペックを記載しつつ、婚活の詳細の記録をまとめます!
自分のスペック
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最後まで記事を見ていただきありがとうございました!!皆様一人ひとりの素敵な出会いに感謝します☺️💐