見出し画像

189. クライアントから脅迫されました笑

ちゃんと自分を見てもらえば、あの人より信頼できる存在であるという自信があるので、なんとかなるだろうという感覚です。

2024/7/29

今日は最高に素敵なクライアントと、
最高にひどいクライアントの2人とやり取りをしました!笑
ここまでアップダウン激しいと逆に面白くなってきました。

通常であれば、良い話で終わるべきですが、なんとなく逆でいこうと思います。笑

この素敵なクライアントさんは、僕が動画編集を始めて1番最初に受注させてもらった方です。

英語系のチャンネルで結構作業ボリュームのある動画になっていますが、
編集者とのやりとりがすごい丁寧で、且つ毎回修正点だけではなく、良かった点もしっかりと伝えてくれるので、
こちらもやっていきたい!という気持ちが強くなります。

ただ、いかんせん単価が安いんです・・・
動画編集をやられている方ならわかると思いますが、素材尺1時間半〜2時間を25〜30分の完成尺にし、フルテロップ、フルSE、画角変更、テロップ装飾、且つフルでの英語翻訳。
これで5000円です。

1本20時間は作業にかかります。。。が、それでも4ヶ月は続けておりました。
それはこのクライアントの方がとても丁寧で、やりやすさは1番だったからです。

ただ、これから動画編集一本で生計を立てていこうと考えている中で、
このまま続けていては、家族のためにはならないだろうという判断になり、先日お断りの連絡をさせていただき、今日それについてオンラインで話しました。

先方も僕の翻訳スキルとどんどん成長している編集スキルをみて、出来るだけ一緒にやっていきたいと思ってもらっている一方で、
単価感と家族を養わないといけないことを理解していると言っていただきました。

とりあえずは8月に入って、作業量をみて、
そこから今までの工数を減らす形でできないかという打診を受けました。
一旦は再度連絡するという形にしましたが、おそらく作業量的に難しいかなとは正直思うところがあります。

クライアントがめちゃめちゃ良い人だけど単価が合わないというジレンマ。
他の知り合いの編集者さんにも聞いたらあるみたいです。


さて、悪い方のクライアントです。
一言で何が起きたか?「脅迫」されました。笑

うわー、こういうのドラマで見たことあるーという脅迫でしたが、
不思議と怖さが全くなく、今後どうなるのか楽しみにしているサイコパスな自分がいます。

こういう時って結構バイアスかかって伝えてしまうと思うので、まずは事実だけ。

  • その人とは僕が編集を始めた3月頃にクラウドソーシングサイトで募集をかけていたところに応募して動画編集を1本受注しました。

  • 1本動画を作って納品。途中までは1日以内に返信をもらっていたが、途中から3日ほど来なくなる。

  • (本人は伝えていないが)テキストコミュニケーションがやりづらいと感じ、2本目はお断り。

  • それから約3ヶ月過ぎてから、編集業務に加えYouTubeの運用をまるまるお任せできないかという形で再度連絡。

  • まずは企画を一本提出したが、そのやりとりでも1日ほどの返信ラグがあり。

  • 企画提出後の会議で「遅れる」と開始3分前に連絡はあったが、10分後に入ってきた際も特に謝罪もなく進めるよう促される。

  • その企画をもとに台本と撮影を行う話になったが、終わらせると言っていた期日を5日過ぎても連絡がなく、こちらから状況を聞くとまだ台本ができていないとのこと。

  • 1週間経っても返信が来ず、その間その対応のために開けていたリソース・止めていた営業の時間が無駄になる。

  • リソースが埋まってきたことからお断りの連絡をいれる。

  • 編集までやると言っていて、やめるのは自分勝手。自分は日本一のマーケターのコミュニティにいるので、そこでブラックリストに入れると脅迫。


できる限り感情は抜きにして書いたつもりですが、どうだったでしょうか?

ここからは僕の所感ですが、、、

  • 返信が毎回遅い!日数にすると1日とかですが、すぐ答えられる日程調整や編集の簡単なことだったりでそれがないと予定・方向性が決まらないという内容が1日かかるのが最初の不信感でした。。

  • 会議の際も、自分は他の200万人の登録者がいるチャンネルの運営をしている!と話し、権威性を出したい感じが強く、また他の人がやるより自分がやった方が良いものが作れると言ってくるあたり、あまり一緒にはやりたくないなと感じた点です。

  • そして極め付けは1週間連絡無しで、こちらから確認しないと連絡をしてくれない点です。自分でこの日までには終わると言っておいて、そこから1週間何も連絡してこないのはどうなの?という思いでした。

  • 僕が定時した企画が本人の思っていたものと違ったのですが、僕自身は本人がやっていきたいチャンネル運用に沿って企画を作ったつもりです。それに対して会議中にリサーチが足りないと言ってきたり、そもそものチャンネルのコンセプト(どういう層に見てもらいたい)に関する質問をすると、まずは自分でリサーチするのが普通では?と。ここはもしかしたら個人の感覚によるものになるかもしれないが、チャンネルのコンセプトの話はリサーチどうこうではなく、あなたがどういう動画を作りたいのか?に尽きるのでは?

  • 最後のメッセージも、自分は時間を開けてこの企画のために台本作り、撮影をやったのにやめるというのは自分勝手では?と言われたので、ではこの連絡の無かった1週間、あなたのために開けていた僕のリソースはどうなるのかという思いです。(というか、そう返しました)

  • それでこの脅迫はちょっと幼稚じゃない?という感覚です。ネットで一度書いたらそれは残ります。それなのにこんなこと言ってていいの?って思いますし、会議中散々、他人を落とすような発言(その人が請け負っているスクールに来る生徒の中でこういう人は頭が良くないなど)をしておいてそれ?という感覚です。

ブラックリストに入れる
=僕の仕事の受発注に影響が出る
=報酬に影響が出る
=生活に影響が出る

ということになります。

調べちゃいましたが(笑)、刑法222条「脅迫罪」の条項は
他人に対して、命、身体、自由、名誉または財産に対し害を加える旨を告知して恐怖心を与えること」だそうです。

この名誉と財産にしっかりの当てはまっていないか?というのが僕の感想です。
ま、そうするのであれば、止めろとも言わないので ということを言っておきましたが、
そこから返信来ずです。
やり取りは全て記録しています、念の為。笑


とはいえ、たしかに受けると言っておいて途中でやめたこと自体は僕が悪いと思うので、そこの謝罪はしっかり入れました。
ここに関しては何も言えないですし、言われればただただ謝るしかないです。

ただ、それを差し引いても、このまま一緒にやっていてもお互い価値観が合わず良好な関係は築けないままだったと思いますので、後悔はありません。


ブラックリスト云々の話も、正直ちゃんと自分を見てもらえば、あの人より信頼できる存在であるという自信があるので、なんとかなるだろうという感覚です。
この自信ですが、おそらく会社員のままだったらつかなかっただろうなと思いました。
自分でビジネスを行って、自分でそれなりにやってきて、クライアントの方々とも関係を構築してきた自信があるからこそだと思います。
そう思うと、強くなったなと思います。

なによりこちらのクライアントさんからはリスペクトが感じられませんでした。
自分が1番で編集者を雇ってやるよ感が強く、対等の立場でなければならないのに、雇っている方が上という構図を作っているところも僕にとってはナンセンスだなと思えた部分です。
やっぱり絶対的に両者のリスペクトが必要ですよね、ビジネスには。


ただ、冒頭でも言ったようにこういうのは往々にして個人のバイアスがかかることだと思います。
なので、ここで自分が正しいんだ!などという話は不毛だなと思い、単に自分が思うことを書くことにしました。


最初の段階でなんか違うなと思った自分の感覚を大事にしていこうと強く感じた1日でした。笑


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?