海が地球の命の裏付け。海が汚れれば人間も汚れる。
地球が「命の星」なのは、海があるからだ
科学者が他の天体に生命がいるかどうか探す際に、海があるかどうかを指標にしていた。海が生命の根拠となるからだ。
雨が地に降り注ぎ、川になって海に流れる・・・というと、雨が水の根元のようだ。天から降る恵の雨と思うとそういうイメージになるのかもしれないが、実際には海にとんでもない量の水があって、その水の一部が海の上で蒸発して雲になり、雲が地上に流れてきて雨を降らす。水の根源は海である。
地球には、この海があるから命がある。
海をないがしろにして、命の永続はありえない。
しかし、ともすれば海はゴミ箱のように扱われてきた。その豊富な水量でなんでも希釈して、毒も無毒化してしまう。だから、なんでも海に投棄してきた。海に捨てればそれは消えて無くなると考える人がいたのだ。しかし、地球に人類が70億以上になって、そこかしこからなんでも海に捨てて何十年も何百年も経てば、海のその浄化の能力にも限界が来る。
海と共に生き、海をもっと理解する
海を保護していかなければいけない。海がわたしたちの命の源泉だからだ。
わたしたちの命の源泉である海を、わたしたちはもっと知るべきだ。
マザー・テレサが語ったように、今や、無関心が海の問題の最大の元凶なのではないか。
海と共に生きていれば、その変化にも敏感にならざるを得ない。命の源泉である海で生きる事が重要になってくる。
海が汚れれば、わたしたち人間の命も汚れる。
海だけ汚して人間はキレイでいる。そういうことはできないんだ。
同じ1つのカプセルの中で生きている、海も人間も、全ての生命が。
海は400億人を食べさせる力がある
海が健全なら、その海から取れる魚や海藻などで、400億の人間を養えるという。そういう海を取り戻し、子供にも残していく。これは今の地球人の大切な役割だ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?