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人生を進めるには、『捨てる』判断が極めて大事と思えた話

ドラクエ。僕の世代では、新作ドラクエのソフトを買うために、学校を休んでお店に学生たちが並んだことが社会問題になりました。それほど当時のドラクエは人気がありました。

さて、ここからはドラクエを遊んだことがある前提でお話しをさせていただきます。

まずは力をつける

ドラクエのスタートは、大抵主人公のお城から始まります。装備もショボく、所持金も全然ない状態です。

お城の周辺に現れるスライムたちを倒し、徐々に冒険は展開していきます。最初は、スライムすら倒すのに苦労したはずなのに、物語が後半になると、スライムたちを倒すのはそれほど苦ではなくなります。

単純に、主人公の勇者がレベルを上げたからです。地道に、地道に敵を倒し、時に街で休み。また敵と戦い、お金を得て、武器を整え、そのうち呪文を覚え、仲間と出会い、やがて船に乗ったり、鳥まで味方につけたり、馬車に乗ったりとスキルが上がっていきます。

そして、何日か旅を続けると、ラスボスまで倒せるレベルまでスキルが上がります。

勇者自身が力をつけた証です。

人生になると、横入りしたがる

では、リアル人生ゲームはどうでしょうか。特に、お金儲けになると、楽をしたり、多くを稼ぐことに目を向けるがゆえに、ルール違反をしたり、人をだましたりします。

取るべき順番を飛び越したり、並んでる間に、横入りしたりして、誰よりも、早く、より多く稼ごうとします。

しかし、もしも自身のスキルが、その収入を維持するだけのレベルになかったら、おそらくあっという間に手にしたものはスリ抜けて、無くなってしまうでしょう。

ドラクエでは、地道に進めるのに、人生では、なんで人はクリアを急ぎたがるのでしょう。

鍵は『捨てる』ことにあり

人生では、セミリタイヤにあこがれる方がたくさんいます。大抵の場合、たどり着けない方が多いのですが、これはきっと得たものを手放さないからだと思いました。

エッセンシャル思考の著書の中にも、捨てる技術が紹介されています。本質を生き抜くためには、必要な技術ということです。

ドラクエに話を戻します。主人公が旅を続けると、金の鍵やら、虹のしずくやら、ゲームをクリアするのに必須なアイテムがでてきます。戦闘後に、宝箱を落としていくモンスターもいます。

ところが、コマンドで『これ以上モノが持てません』『何か捨てますか』という文言が出たりします。

そうなんですよね。無限にモノを抱えることができないんです。ゲームだから、際限なくモテる設定にしておいても良いはずなのに、敢えて制限があります。

これはリアル社会に置き換えると、旅の途中ではモノを捨てていくことを教えられているんではないでしょうか。そう僕は感じてしまいました。

エッセンシャル思考を、今読み返ししているんですが、改めて捨てる章で、こんなことを考えてしまいました。

何か息づまったら、捨てるコマンドを選ぶと、人生もクリアできるヒントが隠されているかもしれません。

コマンド・・・

『何を捨てますか?』

ではでは🙇‍♂️



🙇‍♂️ただただ🙇‍♂️お願いします