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ミニマリストと香水(前編)

私は香水が好きだ。
好きだと言っても、持っているのは2本で、その2本とも自分で選んだモノではないのだが。

ただ、アクセサリーとして視覚ではなく嗅覚で訴えかける点が気に入っている。


私が使っているのは、BAUMのオーデコロン。
これは姉からのプレゼントだ。


そして、CHANELのアリュール オム(多分)。
これは父が使わなくなったのを勝手に使っている。

この二つを使っていたのだが、もうすぐBAUMの方が無くなりそうだ。



私は常に、モノのスタメンを決めておかないと気が済まない。

無くなったり、破損した時に慌てて「次はどれにしよう」などと考えるのが嫌で、
「これが無くなったら次はこれにしよう」と焦らないようにしたいのだ。


私の香水の使い方には2種類ある。

ひとつ目に「外出時につける」
こちらは現在CHANELが請け負っている役割で、
男らしいオリエンタル系やウッディ系が良い。

そして二つ目に「ピローミストとして」
就寝時や落ち着きたい時に、枕にひと吹きして落ち着く役割。
現在はBAUMが請け負っている。

そういうわけで、2種類の香水を持っている。
「1種類で良いじゃないか」「ミニマリストなんだから香水なんて無くても良いじゃないか」なんて声が聞こえてきそうだが、
これは私の人生を豊かにするものとして今のところ必要なのだ。


さて、ここまで香水について語っておいてなんだが、私は香水に高いお金を払いたくない。
正確には、ある一定の値段を超えた香水は買いたくない。

なぜ、アクセサリーやアパレル専門ではないブランドが香水を販売しているか疑問に思ったことはないだろうか?

それは「香水の利益率が異常に良い」からである。
一万円やそれ以上する香水でも、原価は数百、数十円という話を聞いたことがある。

だから自動車のベンツも、万年筆のモンブランも香水を売っているのだ。

それが悪いとは言わない。
確かに高い香水はそれ相応に良い香りが長続きすることが多い。

しかし、財政状況があまりよろしくない学生という身分である私が、香水という嗜好品に対して割ける金額はそれほど高くはないのだ。

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