子育てでイライラする人と、そうでない人の違いは何?
外は曇り空。お気に入りの近所のカフェに来ています。
ダークブラウンを基調としたインテリアが、オレンジ色の照明で照らされて、落ち着いた雰囲気のある場所です。
机の上では、透明なティーポットに入ったマサラチャイがキャンドルに照らされています。
今日は元々、家族3人で、夫の実家に行く予定でした。
でも、私は今、1人でカフェに来て、カタカタとキーボードを打っています。
特別な理由があったわけではありません。
ただちょっと、朝目が覚めた時、「疲れているなあ」と感じたんです。
私は、1人で過ごす時間が栄養になるタイプ。
「思い立ったことを、周りを気にせず、すぐできる」
この「1人の自由な時間」が、私のコンディションを整えてくれます。
子育て中のイライラって、どんなもの?
よく、子育てをしていると「イライラしてしまう」「感情的に怒ってしまう自分が嫌だ」という声を聞きます。
かと思えば、「子育て?楽しいことしかなかったです」と言っている先輩ママもいて、この違いは何なのだろうと感じます。
私自身は、この3年間、何度も子供にイライラしました。
イライラの理由は様々で、分類してみると、以下の通りでした。
⓪ 精神的、体力的、時間的にゆとりがなくて、私自身がやりたいことができていない。
① 子供が、私自身にとって不快なことをする(例:片付けをいつまで経ってもしない)
② 子供が、モラル的に良くないことをする(例:ご飯を投げる)
③ 子供が、自分の期待通りにできない(例:トイレで用を足せず、部屋が汚れる・洗濯物が増える)
など。
「こうすべき」なのにできない
自分の内側に沸き起こった感情に対して、冷静に振り返ると、
「まだ発達段階的に難しいでしょ」
「親の期待を子供に押し付けちゃってたなあ」
「子供には子供のタイミングがあるのに、私の都合で進めていた」と、思います。
そう、頭ではそう思うんです。
でも、思考と感情は別物。
「こうすべきなのに、できない」「(母親たるもの)こうあるべきなのに」などと、自己嫌悪する場面がよくありました。
気持ちをコントロールするのでなく、現状を変える
「私は24時間子供とべったりだとイライラしちゃうんだな」
「私は、部屋が汚くなるとイライラするんだな」
自分の気持ちを観察して、毎日の過ごし方を見直していくと、
<現状を変えずに気持ちをコントロールする>ことよりも、<現状そのものを変える>方が、遥かに良いと気づきました。
「ワンオペで家事育児をすることでイライラしてしまう自分」がいる。
そういう時は、「ワンオペでもイライラしない自分」になろうとするのでなく、「ワンオペそのものをやめる」方向に動いたほうが、よほど心が穏やかになります。
ベビーシッターや保育所、頼れる人に頼るのもありですし、パートナーに相談して互いに歩み寄れる部分を探すのもいいかもしれません。
もちろん、お住まいの地域によっては子育てのサポートが充実していない場合もあるでしょうから、みんながみんな似たような手段は取れないとは思います。
でも、「悩みの原因を根っこから取り除く」という視点は、子育てに限らず、どんなことにおいても重要だと私は感じています。
グラレコセッションで、自分の気持ちと思考を整理できます
「自分がモヤモヤしたり、感情が揺れている原因はなんだろう?」
自分の頭や気持ちを整理し、自分自身を「整える」時間を持つことで、現状を変えるためのヒントが見えてきます。
私のグラレコ継続セッションでは、週に1〜4回、クライアントさんからお話を伺います。
グラレコセッションとは、クライアントさんの話したことをじっくり聞いて、絵と文字で可視化し、思考整理をお手伝いするものです。
筋トレでジムに行くように、自分の思考や感情をアウトプットする習慣を作ることで、自分自身で「現状を変える」ための一歩を踏み出すことができるようになります。
なかがみみほWebサイトはこちら
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?