女は愛嬌の正体

愛嬌ってなんなのさ?

男は度胸、女は愛嬌。昔から存在することわざです。未だにこんなことわざを引っ張り出してくるなんて前時代的と考える方も多くいるかもしれませんがその実よくできたことわざだと思います。

婚活だけではありませんが、男女にアドバイスを送る記事の多くに使われている言葉があります。男性向けには「清潔感」女性向けには「愛嬌」はっきり言ってしまうとこれではアドバイスになりません。「具体性」が無いからです。

私は男性なのでこの「清潔感」という回りくどい言い回しに大分苦労をさせられました。もっとストレートに言ってくれたら良かったんです。

「体系を絞って、服をちゃんとコーディネートして、会話も相手を思いやった感じにしましょう」と。つまるところ、女性とお付き合いをするために最低限の努力をしろと。ひげ剃るとか風呂入るとかは努力のうちに入らないよ。友達と会うくらいの感じでデートに行くなと。

男性で清潔感を文字通りの清潔と勘違いしている方は一定数居るのですが、もしかしたらこの「清潔感」というワードだけを読解してしまっているのかもしれません。

では愛嬌とは一体何なのでしょうか?

愛嬌の正体

愛嬌という言葉はとても曖昧な表現です。辞典で調べると「にこやか」「かわいらしい」「ひょうきん」等が出てきます。これらも勿論愛嬌に違いないのですが・・・婚活での愛嬌とは少し違った意味合いだと思います。

話は少し戻って清潔感の正体の話をした所を読み返してみて下さい。重要なワードがあるはずです。「女性とお付き合いするための最低限の努力」これがそのまま愛嬌にも当てはまります。つまり愛嬌とは「最低限男性と付き合う為の努力(行動)」という事です。

ただし男性と女性では異性へのチェックポイントが全然違います。服装や身だしなみが目に入る女性が多いのに対して男性でそこを重要視する人はそこまで多くありません。あったとしても優先順位が低いんです。ではこの愛嬌の正体を具体的に記述していきたいと思います。

愛嬌をもっとわかりやすく

愛嬌をこの上なく分かりやすく説明するとするならばたった一言「好感度」になります。・・・もう少し説明しますね。

婚活中に男性側から異性への関心事で一番多いのは(この人自分の事好きなのだろうか?)です。女性からも同様の関心事はあるのかもしれませんが比重が比べ物になりません。容姿や性格よりもまずそこが大事なのが男という生き物です。

男性は自分の事を好きな人が好きになる性質をもっており、自分に関心があるのか無いのかに物凄く敏感です。お付き合いを前提に行動していく婚活では尚の事です。アンテナを張り巡らせて時に勘違いをするくらいに相手の好感度を察知しています。これは性別関係なく当たり前の事ですが、好意のある相手には自然と「にこやかに」「かわいらしく」「ひょうきん」に振舞います。

もうお分かりかもしれませんが、愛嬌は好みの相手であれば自然と出るもので男性の「清潔感」のように作るものではありません。稀に愛嬌を意図して作り出す女性がいますが、それも一つの才能でしょう。男はそういう方にはコロっとやられます。これもよく見る光景だと思います(笑)

婚活だからこそ起こるミスマッチ

いやいやだったら尚更、初めて会う人に「愛嬌」出すなんて無理な話でしょ。好感度なんてこれから出るかどうか分からないのに・・・

と思う方がいて当然です。実際その通りです。でも愛嬌が男性にとって大事なことは上記の通り。婚活においては出会ってから付き合うまでの期間の短さが特徴的です。年単位で愛嬌を育む事も難しく・・・非常に困りました。今日もこうしてどこかでミスマッチが起こってしまっているんです。

実はこれも対処法も存在します。

もしも婚活をするうえであなたの前に「清潔感」のある男性が現れたら2回目に会う約束をあなたの方から提案してあげてください。これで十分!「愛嬌」になります。

たった一つの行動から勝手に「愛嬌」を勘違いするのが男性の悲しい性質なのでミスマッチを防ぐ応急処置にはなります。その後あなたから本当の「愛嬌」が生まれる事を心から願っています。

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