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本当の「弱者」って誰なんだろうね?

はじめに

こんにちは。ミネストローネです。
いわゆる「大人の発達障害」というやつで、ADHD(注意欠陥優勢)と軽いASDを持っています。

以下の記事のような経緯でうつの診断を受け、現在復職に向けていろいろやっているところです。


普段の生活で起こったことや考えたことを綴っていきます。

よろしくお願いいたします。

本当の「弱者」って誰なんだろうね?

「社会的弱者」を辞書で引いてみますと

雇用・就学の機会や人種・宗教・国籍・性別の違い、あるいは疾患などによって、所得・身体能力・発言力などが制限され、社会的に不利な立場にある人。
高齢者・障害者・児童・女性・失業者・少数民族・難民・貧困層などが社会的弱者となり得る。

コトバンクより


と出てくる。

サラリーマンから取られてる厚生年金の額を考えると、健常者のサラリーマンこそ社会的弱者なんじゃないかと思いますけど…笑
(国民年金の未納額がえらいことになってるので、厚生年金の保険料を上げて補填している。給料から天引きだから声も上げられない。)


ここで問いたいのは「私は弱者です!!」と発言できる人ってもう割と弱者じゃないよね?ってところです。

私も多分出るとこ出れば、立派な弱者として認定されるでしょうし、実際認定されようとしていますけど、援助がないと早めに死んじゃうけど、声を上げられない人たちに比べれば「ニセ弱者」に近いことは否めない。

しかもそういうニセ弱者に限って支援を声高に叫び、「マジ弱者」に支援がいきわたらない…。でも、ちょっと待ってください。マジ弱者なのかニセ弱者なのかって誰が決めるんですかね??

市の福祉課?年金事務所?その人たちがマジ弱者の何を知っているんでしょう?
(我々から見たらだいぶ「強者」ですよね、その人たち)


「制度がマジ弱者用になってない!」って人もいるでしょう。
でも制度がマジ弱者に寄り添えば寄り添うほど、その制度を使うニセ弱者が蔓延るのは世の常ですよね。これ、どうやって解決すればいいんでしょうね?

思うに、支援を受けたいと思っている人全員がまず一回ニセ弱者になるしかないんですよね。
福祉課とか年金事務所が持ってると思われる「弱者のボーダー」を超えるように、敢えていうなら「偽装する」と。

実際に今までの生活の1分1秒がマジ弱者のボーダーを超えてるかどうかは向こうさんには関係ないわけでしょう。
(本当は関係大有りですけど、そんなことをしている時間はない)

多分ASD傾向がある人は特に、この「ニセ弱者の偽装」が苦手だと思うんですよね。
うっかり、今までの症状の中で最も良い状態の事を話してしまって、支援を得られなかったり認定されなかったりすると。

どれだけ辛いかで勝負をすると「あなたより辛い人で支援を受けてない人いますよ」って言われちゃうのは明白なので、状況を調べて、自分にどれだけの「弱者」ステータスがあるかを淡々と明示するしかないですよねー。

もはやそっち方向に開き直って、そういう方向で情報発信しているメディア、無いでしょうか。

そしたら結果的には、マジ弱者の人に支援が届く事になると思うんですが。

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございます。フォローやコメント、スキなど反応していただけると大変嬉しいです。
それでは、また。


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