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【読書記録】落下する夕方

もうこれは、出会ってから何回読んだかわからない本

私、本って、何冊も読んでいるわけではなくて同じ本を何度も読むタイプで。これは読み返しているというより、何度も初めての気持ちで読める本が大好きって感覚かも。意味わからないか(笑)

そんな本ってなかなかないけれど江國香織さんの本は、すごい
サビがわかりにくい歌みたいな本が多いけど、それぞれの場面ひとつひとつが繊細で印象的でずっと入り込めてしまう

この1冊に限らず、1回目読んだときの感想を思いかえしても、うまく言葉で出てこないんだよね。
感情移入しやすいのもあって、読書後の感想というより、読書中にいろいろな感情に支配されるみたいな・・・

この、「落下する夕方」は、人生で1番よんでいる、いわゆるバイブルのような1冊。

長年付き合った彼氏に好きな人ができ別れたものの彼という存在に依存し続ける主人公が、なぜか彼の新しい好きな女性と同居し始め、不思議な3人の世界ができあがっていく、不思議な話。(笑)

私は自分の軸がわからなくなったとき、依存先を求めてしまうとき、この本を選ぶことが多い気がする。

1歩引いて物事を他人事のように見れる、自分を信じているはなこに憧れるなあ、とそれは毎回思う

でも、1つのものに、ことに、自分という存在を託せるりかをうらやましく思うこともある

自分のその時の情緒でかなり受け取り方が変わるかも
わたしはね

直近で読んだ感想は
本当の孤独ってなんだろうな~。かな?

これってなんでこうだったんだ!?とか、考察的なの書きたいけど
1回目でネタバレはやってることえぐすぎだから
今度書きますね(笑)


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