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【人生相談お姉さん】実は人って人の話しを聞いてない

最近みねおかは「人生相談お姉さん」という活動をしていまして。

以前から、男女問わず相談に乗ってくださいと言われることが多く、こういう窓口をbosyuを通して2020年の3月に開始したところ、めっちゃ申し込みが来ました、びっくり。コロナ禍ということもあり、オンライン/オフライン共に対応していますが、現在では月に15件ほど相談をいただいております。そんなにみんな、話しをする相手がいないの?と思ったのですが、聞いてるうちにわかってきたことがありました。

それは、みんな本当に心を開いて会話ができる相手がいないんだなっていうこと。これは逆にいうと「みんな人の話しを聞くのが下手なんだな」とも言えます。どこか上の空だったり聞き流していたり、自分の話しで遮ったりしてしまうんでしょうね。

実は、傾聴トレーニングというのがあるほど、「聴く」というのは難しいことなんです。傾聴力とは一言で表すと、相手の話にしっかりと耳を傾けるスキルです。ただ単に会話を理解するだけでなく、表情や仕草まで意識して相手の気持ちに寄り添いながら話を聞かなければいけません。難しいんです。意識しないと私でも1分持ちません。

ほとんどの人が、コミュニケーションを「話すこと」と考えるでしょう。でも、満足度の高い会話をするためには、話しやすい空気を作り、言葉を引き出す「聞くこと」がとても重要です。傾聴することにより、相手の心が徐々に開かれていき、一歩踏み込んだ深いレベルで相手を理解することができます。コンプレックスや苦手意識の部分は、自ら進んで話してくれる人は少ないのですが、聴く力を磨いた聞き上手であれば、「自分を受け入れてくれるから全てを話したい」と思ってくれます。ビジネスとプライベートのどちらにおいても、傾聴力は役立つコミュニケーションの基本スキルなのです。

みねおかはNLPや心理学を多少勉強しているので、この人生相談お姉さんを通して傾聴力を鍛えたり相手の仕草を観察したり、ものすごく学びがあるのです。今回は、その聴く力を伸ばす方法について、5つ説明します。

会話が苦手な人でも安心してください。相手の話しを心から聴くだけで良いので、この5つはとても簡単です。

1、やわらかい表情を意識する

基本的に表情は強張らせないように、やわらかい表情でいることが大事です。真剣に話を聞いているとだんだん険しい顔になりがちですが、その表情を見た相手が緊張してしまう可能性もあります。話しやすい雰囲気を作るためにも、顔の表情には気をつけてください。

2、話しを聞く態度を考える

「しっかりと話を聞く意志がある」と思ってもらえるように、態度と姿勢を意識することがとても大事です。コミュニケーションにおいて言葉以外の仕草や態度の非言語コミュニケーションはとても重要です。コツは、真っ正面に向き合わないこと。少し斜めの角度になり、正面から話しかけることを避けると相手の緊張が解れます。無理に意識しすぎず、まずは自分もリラックスして相手を受け入れる態勢を整えることが大切です。

3、大きく相づちを打って聞いていることを示す

聞いてもらえてるなと実感して心をどんどん開かせるには相槌が重要です。これも、非言語コミュニケーションに当てはまります。安心して話しやすくなり、「共感してくれている」と感じるため、嬉しくなり深いレベルまで話してくれる可能性も高くなるのです。特にオンラインの会話や1対複数人の会話をするときは、相手に相槌で風を送るくらいの気持ちで頷いてみてください。

4、沈黙の時間も大切にする

沈黙は相手が自分の考えを頭の中でまとめている作業をしている最中なので、妨げないようにしましょう。今まで人に話したことのない部分まで掘り下げている証拠です。相手が沈黙したからと言って自分のペースで喋り始めてしまうのはNGです。相手の会話を深い部分まで聞くには、慌てずしっかりと聞く態勢を心がけてください。

5、声の大きさや表情を相手に合わせる

相手の気持ちに寄り添って話しを聞くためには、声の大きさや表情を相手と合わすのが一番簡単です。声のトーンや話すスピードが同じであれば安心感を感じられます。また、相手がニコニコして話しているのであれば、こちらも同じようにニコニコして話し、暗い表情をしているのであればこちらも暗い表情で話を聞きましょう。相手の話をしっかりと聞いており、気持ちに共感しているということを示せます。

※その他、もっと詳しいミラーリングの方法やバックトラッキングというテクニック、自己開示や会話を掘り下げる質問方法もありますが、そういうのはまた別の機会に。

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逆に聞くことが下手だなと思う人がやっていることを箇条書きにしていくと

■話を聞いていない
相手の話に興味がない時は、話の内容が右から左になってしまいがちです。別のことが気になって集中できない場合も同様です。会話の舵取りは重要ですが、まずは相手の話をしっかりと聞くことからはじめましょう。

自分の話しにすり替えてしまう
聞いている最中につい自分のことを喋り出してしまう人はとても多いです。また、聞いているふりをして(私の場合はこうだったな、私はそうは思わないな)と頭の中で自分と会話を繰り広げている人もたくさんいます。これでは話しを聞いている最中上の空になってしまい、ちゃんと聞いていくれているのかなと相手を不安な気持ちにさせてしまいます。集中して、相手の話を聞いてみましょう。

アドバイスや説得を試みる
これは男性が非常にやりがちなパターンです。教えたがりの男性が多いのですが、相手の話に対して正しいと思う自分の意見や提案を、一方的に伝えるのはやめましょう。
また、相手が女性の場合は感情の生き物なので、話しを聞く時は気持ちに寄り添った相槌を打つことを中心に話しを聞いてください。

否定や反論の言葉を口にする
人の話しを聞くという点においての会話は議論の場ではありません。相手が望んでいない否定や反論をすると心を閉ざしてしまいます。「間違っていることを話している」と感じても、否定せず話を聞くことに集中しましょう。本当に伝えたい真実が見えてきます。

これら思い当たる節はどんな人にでもあると思います。ただこれで気づいたのなら、すぐに人の話しの聞く能力を伸ばすことができます。是非、同僚や一緒に住む家族、恋人や友人に、ちょっとだけ試してみてください。

聞き上手にはどんどん話しを聞いて欲しくなってしまうので、人から好かれる「人モテ」を実感できるはずです。

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みねおかのbosyu
経験豊富なお姉さんとお茶
お話し相手になります
https://bosyu.me/b/K9uTGAM-Ma4





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