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武蔵美大学院のレポート

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武蔵野美術大学大学院(造形構想研究科クリエイティブリーダシップコース)の「クリエイティブリーダシップ特論」の講義レポートをまとめていきます。
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#武蔵野美術大学大学院造形構想研究科

偶然の幸運に出会う寄り道のデザイン

偶然や幸運に出会う能力 これらの能力を鍛えることができるという。 そして、そのヒントは寄…

峯村 昇吾
3年前
4

上から目線でも下から目線でもない、同じ目線であり続けるデザイン

上から目線でも、謎の下から目線でもない。 導くこととも、支えることともちょっと違う。 同…

峯村 昇吾
3年前
5

リーダーとフォロワーを分断しない、相互依存し合うクリエイティブリーダー

現代の市場変化の激しい時代は、今までの経営管理手法ではイノベーションは生み出すことが難し…

峯村 昇吾
3年前
3

クリエイティブリーダーは世界に接続し、行動で応答する

私たちはいま、パズルではなくミステリーを解く時代に生きている。 そんな現代において、ビジ…

峯村 昇吾
3年前
2

合理的で効率性を追求する一つのアーティスト

自己の暗黙知を体外に出すことで、世の中の価値観を揺さぶる。 クリエイターやエンジニアは強…

峯村 昇吾
3年前

未来を考えるためのプロトタイピングのプロトタイピング

エグゼキューションが大事。 アイデアに価値なし。 まずやってみよう。 そう分かっていなが…

峯村 昇吾
3年前
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人類としての夢を語るスペキュラティヴ・デザイン

あの川の向こう岸には何があるのだろう。 空を自由に飛びたい。 地球の外はどうなっているのかな。 そうやって私たち人類は、夢を見て、技術革新を繰り返しながら発展をしてきた。しかし現在、私たちに夢はあるのだろうか。人類が絶滅しないように、食べ物に困ることがないように。そんな現在の私たちが持つ未来は、夢ではない、ビジョンでもない、それは淡い希望なのかもしれない。 夢が希望に成り下がってしまった今、私たちが未来に向かって繁栄していくためには、もう一度夢を持つことを取り戻すこと

持続的で内発的な動機をデザインする

都市から地域へ。自律分散型社会に向かっている現在。 今までの常識を過去にしてこれからの未…

峯村 昇吾
3年前
13

ポストインダストリアル時代のデザインとリーダーシップを哲学的視点から読み解く

これからの社会のデザインを考えていく際には、デザイン自体を問い直す視点が必要になる。 前…

峯村 昇吾
4年前
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自走する共創の場は僕にとってフットボールだった

猫も杓子も、共創。 なぜ共創が必要で、何をどう進めていくべきなのか。 自走する共創のプラ…

峯村 昇吾
4年前
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人間的自由に達するためにデザインを生きる

どこからどこまでがデザインなのか、そこに境界線はない。 デザインは、生きることそのもの。…

峯村 昇吾
4年前
6

果てしない思い込みがブランドをつくる

ブランドとは何か、ブランドをつくるとは何なのか。 確固たるブランドと、そうでないブランド…

峯村 昇吾
4年前
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ポツンと立てられたあの旗は、誰かの宣言かもしれない

「好きなことで、生きてますか?」 誰のものでもない一度きりの自分の人生を、好きなように生…

峯村 昇吾
4年前
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描くこと、共創すること、余白を残すこと

クリエイティビティって、なんだろう? 創造性って、なんだろうか? 色鮮やかに堂々と、巷にはこの言葉が溢れかえっている。しかし、それを雲のように実態が掴めずふわふわと感じるのは、私だけだろうか。 本書では、社会問題の解決に必要不可欠とされるこのクリエイティビティや創造性という正体を、「描く」ことと「共創」することの2つの側面から紐解いてみたいと思う。 はじめに本書は、「武蔵野美術大学 大学院造形構想研究科 クリエイティブリーダシップコース クリエイティブリーダシップ特論