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海ドラマガジン【第86回】ケイリー・クオコ主演『ザ・フライトアテンダント(原題)』について今わかっていること

隣のキレイなお姉さん的な雰囲気が魅力のケイリー・クオコ。『ビック・バン★セオリー』終了後の初主演ドラマでゴールデン・グローブ賞初ノミネートを達成しました。アルコール依存症のキャビン・アテンダント役です。

【海外ドラマファンのためのマガジン第86回】

『ザ・フライトアテンダント』

2020年11月にHBOMaxで配信されたダークコメディ『ザ・フライトアテンダント(原題)』。2021年度のゴールデン・グローヴ賞では、コメディ部門作品賞、主演女優賞の2部門にノミネートされています。

IBDMの評価は7.1、Rotten tomatesのトマトメイターでは98%という高い評価を受けていて、↑の予告編の再生回数も769万回越えという注目度の高いドラマです。

日本では残念なことにまだ未上陸なのですが、『ビック・バン★セオリー』(2007-2019)は、日本でも人気の高いドラマで、ペニー役だったケイリーも知名度が高いと思うので、早くみたいと思っている海ドラファンは多いんじゃないでしょうか?

ドラマは、クリス・ボジャリアンの小説をベースにしたダークコメディですがミステリーの要素もあり、コメディエンヌの印象が強いケイリーのシリアスな芝居が見られるというのも目玉のひとつです。

何気に、今回のGG賞では、ケイリーが主演女優賞を獲得する可能性もあるんじゃないのかな?と思っています。
今までコメディ路線だった俳優が、シリアスな演技を見せると俳優としての幅の広さを感じさせますよね。
ただ、実際にまだ鑑賞していないので、どれほどシリアスな演技なのか分からないですし、あくまでもコメディドラマ部門のノミネートですから。

ドラマのあらすじを少しだけ……
キャビンアテンダントのキャシー(ケイリー・クオコ)は、バンコクのホテルの部屋で目を覚ますと、二日酔いで昨夜の記憶がないのに、ベッドにはアレックス(ミキール・ハースマン)の死体が横たわっていてパニックに!自分が疑われることを恐れて、警察に通報せず、何もなかったかのように空港に向かい同僚と合流するのでした。

キャシーは、心の傷を抱えているようで、アルコール依存症になった原因も後々解き明かされていくのかなぁと予想しています。
殺人の犯人が誰だか分からないという恐怖と、自分かもしれないという疑念を抱えながら、真犯人に迫っていくというストーリー展開のようです。

ケイリーにピッタリの役柄だなぁと思いますよね。
2017年に自身で立ち上げた制作会社Yes、NormanProductionsで、小説の権利を買い上げており、ケイリーは本作のエグゼクティブプロデューサーも務めています。

シーズン1は全9話で、すでにシーズン2への更新が決定しています。
やはりHBOMaxのドラマは、とても魅力的な作品が多いので、早く日本でもローンチしてもらいたいものです。

 HBO MAX (HBO Max / Berlanti Productions / Yes, Norman Productions / Warner Bros. Television)



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