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すみっコの癒やしパワーを侮らないほうがいいワケ【2021年11月の気になる映画】

2021年11月の半ばです。おかしいな。今年の1月からワープしてません?
というくらいあっという間の体感で過ぎてしまった日々。
時間の経過に体が追いつけない、そんなちぐはぐな心の状態でございます。
それでも映画だけは見に行くぞということで、鑑賞したい11月公開映画を映画BAORDさんで紹介させていただきました。

今回のnoteでは、↑の記事で取り上げた5本の中から、癒やしパワー全開の『 映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』について、そしてすみっコの魅力そのものについてもご紹介していきます!

みなさんは、電車に乗ったときシートのどのへんに座りますか?
わたしはハジッコが空いていたら、絶対に確保します。

すみっコって安心しますよね。

電車とか、部屋とかのすみっコが争奪戦になるのは、安心できるパーソナルスペースを確保するという人間の潜在意識が関わっていると思ってます。(自分の経験上の話しで、根拠はないです)

部屋のカドに、スッと収まるとなんだかホッとしませんか?
まず、壁に寄りかかれるというのが、安心感につながります。

この「すみっコが安心する」という人間の心理をキャラクター化しているのが「すみっコぐらし」です。

すみっコぐらしのキャラクターたちは、それぞれ細かい性格設定がされています。メインのキャラクターのしろくまを紹介してみると……

【しろくま】さむがり。北から南へふろしき片手に逃げてきた。部屋のすみっコを見つけてそこで暮らそうとしたら、他のすみっコ好きたちが集まってきたので一緒に生活している。

このしろくまの設定を知ったとき、癒やしを感じたんです。
心の中にあった怒りとか憤りの感情が、ふわっと溶けていくような感覚になりました。
氷河が溶けて春がくるような、雪解けの感覚です。

なんて優しい物語を内包したキャラクターなのでしょうか!

5つのメインキャラクター「しろくま、ぺんぎん?、とんかつ、ねこ、とかげ」の個々の物語を紹介する動画があったので、興味のある人はご覧になってください。↓

それぞれ小さなコンプレックスを抱えているキャラクターで、人間たちも共感できる存在になっています。

やさしい気持ちをもって、気の合う仲間とほっこりとした時間を過ごしたい

と思っていても、なかなかそうもいかないのが人間の世界。

どうしたって殺伐とした感情を抱えてしまうときだってあります。
そんな時に、出会ってしまったすみっコという癒やしの存在。
これが、侮れないのです。

劇場版第1作となった『映画すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』(2019)では、子どもと一緒に鑑賞した親たちの心に癒やしの効果を与えました。
公開直後のtwitterには、「予想外にハマってしまった」とか、「まさか、すみっコで泣くとは思わなかった」といった感想がアップされていました。

荒れた心が、ふわっと癒やされていく瞬間って、自分でも驚くほど変化を体感できます。
わたしの場合は、すみっコを見ることで、「もう少し大人になろう」と思えたというか、心に余裕が生まれました。
狭くなっていた視野が広がったような感覚です。

『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』(2019)

だから、「いま心が荒れてるぜ」というみなさんには、現在公開中の『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』をおすすめします。

大人が一人で映画館でみるのはちょっと……という人は、レイトショーでやっている映画館もあるので、こっそりとのぞいてみてください。

『 映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』11月5日(金)公開


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