5月の新作ドラマ『レオナルド~知られざる天才の肖像~』知的好奇心をくすぐる絵画にまつわる裏話
【海外ドラマファンのためのマガジン第93回】
レオナルド・ダ・ヴィンチは、画家、建築家、哲学者などなど、さまざまな才能に恵まれた天才です。彼が生きていたのは1452年から1519年。約500年前の人物なのですよね。
世界的偉人ですが、彼の作品や、思考はすべて残っているわけではありません。一部の絵画やスケッチなど意外は、失われてしまったと考えられています。
でも、500年前の世界は、カメラもなければ、コピー機もない。
完全なアナログ時代に、全部ではないにしても、作品が残っていること自体がすごいことです。
レオナルドの作品に関わることになった人たちが、「この作品を残しておきたい。」と価値を感じて尽力したからこそ、残っていったんですよね。
「モナ・リザ」や「最後の晩餐」などの10数点の絵画は、レオナルド・ダ・ヴィンチの作品として現在でも鑑賞することが可能です。
ただ、レオナルド・ダ・ヴィンチの研究者からしてみれば、もう少し残っていれば、いろいろわかったのになぁと感じるのかもしれません。
レオナルドの研究や、作品の裏側に隠された暗号などの謎に惹かれる人もたくさんいます。
ダン・ブラウンのベストセラー小説『ダ・ヴィンチ・コード』では、「最後の晩餐」に隠されたメッセージがテーマになっていました。
おもしろいですよね。このような裏話を解明していくのは。
『レオナルド~知られざる天才の肖像~』では、全8話でダ・ヴィンチの作品に隠されたストーリーを紐解いていきます。
もちろん500年前の出来事を性格に知る術はないので、フィクションで作られていますが、これがかなり知的好奇心をくすぐる出来栄えです。
第1話では「キリストの洗礼」第2話では「ジネヴラ・デ・ベンチの肖像」など、実際のレオナルドの絵画にまつわるストーリーを描いていきます。
しかも、ドラマの冒頭にレオナルドに殺人容疑がかかるというドラマティックな展開。
イタリアのルネッサンス期の服装や雰囲気も素敵で、歴史ドラマとしても楽しめます。
知的好奇心をくすぐられてみたい
そんなあなたにおすすめのドラマです。
5月27日(木)WOWOWで放送スタート
第1話無料放送
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