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『プロミッシング・ヤング・ウーマン』のエメラルド・フェネル監督は、Netflixドラマ『ザ・クラウン』のカミラ役の女優でもある

先日、第93回アカデミー賞のノミネートが発表されました。今回は、〇〇初というノミネートが多くて、ダイバーシティ化をすすめるハリウッドの意気込みを感じるエントリーになっています。

詳しい解説はこちらの2ページ以降を御覧ください。↓

今回、作品賞に選ばれた8作品の日本での公開予定はこちらです。

『ファーザー』2021年5月14日公開
『Judas and the Black Messiah(原題)』未定
『Mank/マンク』Netflix配信中
『ミナリ』2021年3月19日公開
『ノマドランド』2021年3月26日公開
『プロミッシング・ヤング・ウーマン』2021年夏ごろ公開予定
『サウンド・オブ・メタル~聞こえるということ~』AmazonPrimeVideo配信中
『シカゴ7裁判』Netflix配信中

早速明日、『ミナリ』を見てきます。来週は『ノマドランド』ですね!

配信中のものはすでに鑑賞済みなので、まだ見ていないのは『Judas and the Black Messiah(原題)』と『プロミッシング・ヤング・ウーマン』です。

『Judas and the Black Messiah(原題)』は、1960年代に起こったブラック・パンサー党の幹部フレッド・ハンプトンの殺害事件を映画化したものです。
原題を訳してみると「ユダと黒い救世主」となるので、なんとなく想像がつきますね…….。
ハンプトンを殺害するためにFBIが黒人の青年をブランクパンサー党に潜入させるというストーリーです。
最近の#ブラック・ライブス・マターの流れをくむ映画なので、見逃せません。

ハンプトン役のダニエル・カルーヤと、潜入する青年役のラキース・スタンフィールドが、なぜかふたりとも助演男優賞にノミネートされているのですが、FBI捜査官役のジェシー・プレモンスが主演扱いなのでしょうか?

もう1作、今年の夏頃公開予定の『プロミッシング・ヤング・ウーマン』は、かなり気になります。
監督を務めるエメラルド・フェネルは、Netflixドラマ『ザ・クラウン』シーズン4でカミラ・パーカー・ボウルズ役を演じている女優でもあります。

さらに、BBCドラマ『キリング・イヴ』シーズン2のショーランナーも努めていて、シーズン1のショーランナー、フィービー・ウォーラー=ブリッジと同じ、監督や脚本といったクリエイター能力のある女優なのです。

『プロミッシング・ヤング・ウーマン』もフェネルのオリジナル脚本です。
レイプされてしまった親友が自殺してしまい、彼女の代わりにレイプに関わった人間を抹殺していくキャシー(キャリー・マリガン)の物語。

脚本をマーゴット・ロビーが設立者の制作会社ラッキーチャップエンターテインメントに売り込み映画化が実現しました。


最近、クリエイターとしても活躍する女優さんが多数出現してきています。
2020年に公開された『ブックスマート卒業前夜のパーティ・デビュー』の監督、オリヴィア・ワイルドも『The O.C.』に出演していた女優(アレックス役)なんですよ!顔を見て「あー!」っと驚きました。

海外ドラマファンとしては、ドラマ界で活躍していた才能が、こうして映画界にまで進出していくというのが嬉しくて、どうしても記事にしてお伝えしたくなってしまいました。

ノミネート一覧はこちら↓








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峯丸ともか(みねまるともか)
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