30代になれて良かった
先週、webショップをつくってみました。
これまで「わかる人わかれば良い」と、逃げとも言えるスタイルでフードアートの制作してきました。
けれど、以前よりもシンプルに、創造することが楽しくて。もう少しノックしやすい扉をつくりたいなと思ったんです。
その「ABOUT」に書いたメッセージが結構気に入ったのでnoteにも残しておきます。
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Mineko Koyama |小山嶺子
食べものと様々な素材を組み合わせて、ストーリーを表現するフードアーティスト。
お声がけいただいた土地のパーティーに出向き、その場のキッチンをお借りして料理を提供しています。
料理はすべて、クライアント様のストーリーから発想をし、入念な思考を重ねて制作しています。
“食べる”ことで完成する、たった一度限りのアート作品。
なんだか凄そうなことを言ってみましたが、元は映画が大好きで。
「映画を観た後、なんだかちょっと自分の人生まで良くなったような気がする」という、高揚感を料理にすることからスタートしました。
そしていつしか、こう考えるようになったんです。
【“食べる”という本能的作業にストーリーを重ねることで、生き方そのものに栄養が行き渡る。】
20代のわたしは、なんとも言葉にできない焦燥感に押しつぶされまいと、遠くの誰かに向けてその理念を表現し続けてきました。
若者らしい青臭さは、制作を重ねるとともに柔らかな心持ちへと変化しました。
30代に突入し、感性を育むと自分の半径1mだけで、十分ごきげんになれると気づきました。
半径1mの“好き”を深掘りすることで、あなたの人生のヒントになれるよう、贈り物のようなオンラインショップを立ち上げました。
あなたの明日が、ほんのちょっと幸せになりますように。願いをこめて。
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20代で出会い、その後数年ぶりに再会する人には、30代の女は廃れていくようにも感じるのかもしれません。
でも、人によっては変化するからこそ魅力的にも見えるもの。
わたしが制作する“食後アート”と同じ。(単なる残飯と思う人がいれば、なんて美しいんだ、と言ってくれる人だっている)
怖がらず、着々と、今日も明日も40代に向かってみようか。
Live, Love, Laugh, and Be...HAPPY.
2021.02.19
Mineko Koyama
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