見出し画像

夫婦の仲

この何年かは自分の制作は少し封印して、主人の営む印刷業を手伝っています。印刷といってもただ刷れば良いという訳ではなく、テストにテストを重ね、そして新しい技術の開発も必要。

ありがたいことに、ずっと芸術分野に携わってきたので、そういう視点からも手伝えることは沢山あることに気づきました。そして過去あれだけの時間を自分の好きな制作活動に費やしながらも、現在は経典印刷の仕事をしている今の状態を、私は仏様から割り当てられた課題だと考えられるようにもなりました。

仕事を手伝い始めた頃「夫婦一緒に仕事をしていて、けんかにならないか?」と尋ねられた時、私の答えは「主人のためにやっていると思うと、イラっとくる時もあったけど、仏様のためだと思うと怒りの心も静まることが多い」でした。

今は、主人を含め多くの方々に助けてもらいながら、喜んでこの仕事に従事している自分がいます。ありがたいことですね。

どれもこれも、すべては仏様の慈悲とお導きのもとで。合掌

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?