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【脱抑制型愛着障害の子どもへの対応その2】


昨日はキーパーソンを設定することの大切さについてご紹介しました。

今日は二つ目の主導権を取りつつ関係を築くということについて触れたいと思います。

愛着障害の子どもたちというのは普通に関係を築くことが非常に困難です。

一定、関係を築いたかと思っても

褒めて欲しい
もっと認めてほしい

というような形で要求がエスカレートしていくことがよくあります

愛着要求のエスカレート現象というように米澤先生はおっしゃいます

これがクラスの中で

集団で出てくるようになると

かなり統率するのは厳しい状態になってきます

このエスカレート現象を起こさないようにするために

最も大切なことが
僕は主導権を握るということだと思っています

教師が主導権を握り

教師の指導の中で
楽しい
面白い
満たされた

というように感じさせる

そうした経験を積み、
関係を築いていくというようなことが大切になります

このような関係がたくさん築かれていれば築かれいるほど

逆に我慢もできるようになってくるのです

関係を築くツールというのは

我々教師はやはり授業かと思います

先生の言われた通りにやったらできるようになった

楽しかった

そのような経験をたくさん積ませる

それを

教師の指導下の中で
主導権を握りつつ

行うということが極めて重要になってくるのかなと思います

この主導権を握るのも、
こちらの用意した環境や、教材や教具
を自由に使えるという意味では、

キーパーソンの設定というのは、利にかなっている方法なのかと思います

☆米澤先生をお招きしての学習会第二回
以下
からお申し込みください。

https://peatix.com/event/3372941/view

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