【局面を限定するから主体的に話し合う②】
前回
https://note.com/minehajime/n/n1723836d6d73?sub_rt=share_pb
の続きです。
局面をを限定することにより
実に 多様な意見が出て来て
主体的な意見が次々と出てきます。
給食と掃除をどのように行えば
より みんなにとって良い生活が送れるのか?
このことを話し合わせるのが
教師がわの目的です。
しかし、ぼくは、このことを
目当てとして、提示してはいません。
もちろん、発問もしていません。
このことを意識させても
局面が限定できないからです。
僕の発問は、
『ごちそうさまの時間は
1時5分か
1時10分か?』
です。
その上で
『5分がいいです。なぜなら…
10分がいいです なぜなら… と理由も一緒に指名なしで発表しなさい。』
と作業指示を出しました。
子供達から出された意見は以下です。
5分がいいです。なぜなら、掃除 時間が長く取れて 掃除に集中できるし 休み時間も増えるからです。
5分がいいです。廊下掃除でほうきと雑巾をやったら 掃除が間に合うない時があります。掃除 時間が長く 欲しいです。
10分がいいです。給食をゆっくり食べたいし、掃除時間は 手伝うところによって早くできると思うからです。
10分がいいです。なぜなら、できるだけ 給食を残さないで食べると調理員さんも嬉しいし 掃除は短い時間で集中して声をかけ 終わった方が楽しいからですり
このような意見が次々と出されます。
話し合いの前は
5分が 11名
10分が 11名。
全くの五分でした。
10分ほど話し合いをしたあと、
(多少の交通整理はしましたが…)
最後に、再度、挙手でどちらかを確認します。
確認する前は熱狂状態です。
結果、
6名の子が、
5分に移り、
5分が、17名になったので、
ごちそうさまは、
13時05分になりました。
この、実践が良いのか、どうか、分かりません。
でも、少なくとも上澄み挙手指名だけでは、実現できない世界がここにはあると、思っています。
いかがでしょうか?
少しは皆さんのお役にたてれば、ありがたいです。
と同時に期待してたのと違うと思ったのであれば、
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いずれにしろ、ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
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