【望ましくない行動を無視する(ポジティブノーリアクション)の弊害】
特別支援の対応を学ぶと
望ましくない行動は無視をしたほうがいいという風によく聞きます
応用行動分析の考え方です
しかし愛着に課題がある児童に対して
不適応行動、問題行動に対して
無視をするという対応は結果的により
その行動を強化することにつながってしまうことが多くある
愛着障害の専門家米澤先生は言います
だからこそ
愛着に課題がある児童、愛着障害の児童には
先手支援
主導権を握るというようなことが大切になってきます
しかし現場では常に先手支援ができるわけではありません
問題行動が起きた時点で
教師は後手に回らないとならなくなります
では問題行動が起きた時に
愛着に課題がある児童
愛着障害の児童にどのように対応すればいいのか?
米澤先生はそらすことが大切だという風に言います
別の行動に誘ってみる
全く違う観点を与える
そのようにしてそらす対応が必要だと言います
しかし一斉授業で30人から40人を相手にしてる時に
このそらす対応というのは非常に難しいものがあります
うまく、そらしきれなかったり、
さらに、色々と要求してくるようなことがよくあります
しかし物理的に、システムとして、このそらす対応を行う方法があることに気がつきました
僕も頻繁にそれを、行っていました
それは
パーツで授業を構成するということです
1度問題行動、不適応行動を起こしてしまうと
なかなか本人たちも元に戻ってくるというようなことができにくい状態があります
しかし活動を変えることによって
本人たちも気持ちを切り替えて
その活動に入ってくることができるようにのります
パーツで授業を構成することが
そらすことにつながっているのです
日々これまでの自分の持っているものを総動員して
対応をしています
その中で、うまくいったことを分析すると、米澤先生が提唱している理論と結びついていくことが分かってきます
そうすると、より自信を持って実践をすることができます。
是非米澤先生から学んでほしいと思います。
今の教育会の本当に大切な視点だと思います。
1/21(土)am10:30-12:00
米澤先生 愛着障害学習会
Peatix
https://peatix.com/event/3469718/view
顔出しあり
画面のお名前欄 本名表記
参加費1000円
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