クラブマネージャーと初めて会った話

4月下旬。場所は大阪市内のスターバックス。時間は夕方6時頃。

私はこの日、来季始動する南紀オレンジサンライズFCにてトップチームマネージャー及びチーム審判担当に就任する東原と初めて会うことになった。

彼のツイッターはこちら。

緊急事態宣言が発令される前ではあり、お互い大阪府内に住んでいる事もありこのタイミングで会うことにした。

来季チームスタッフとして入って頂ける方々は他にもいらっしゃるが、如何せんこの情勢。大阪府に全員いるわけでもないので会うことは簡単ではないが、会えるのであればと思い、この場所に至った。

私が考えるにチームとして最も大切なのは組織の構築と動き方だと思っていて、これからその組織を構築していく段階では人と人の感覚は非常に大事なものになってくる。「会ってビビッときた」みたいな話は恋愛でも良くあるのかも知れないが、それとほぼ同じこと。大切な話ばかりではなくていい。お互いのルーツや他愛もない話、そこから熱く燃えるものがあれば自然とそこに炎は移る。

私にとってその2時間は非常に有意義な時間となった。


審判

彼はもともと学生時代から審判活動を務めていた。本気で1級審判員を目指して活動をしている現在2級審判員である。本人の許可を取っていないのでどこまで話していいか分からないので少し伏せるが、2級審判員とはいえ正直こちらの想像を遥かに超えるフィールドで活躍していたようだ。身近にあまりこのような人はいないので、かなり驚いた。

ただ彼の審判生活も全てが順風満帆ではなく、様々なことを経て、現在は審判活動を満足には行えていない。

彼の想いやこれからの話は是非このコラムを見ていただきたいし、恐らく今後も彼のnoteやSNSで発信してくれると思う。


マネジメント・コントロール

彼からは多く審判活動の話を聞いた。そこには私自身が監督として理解をしなければならない振る舞いであったり、選手が知っておくべきことが詰まっているように感じた。

審判もロボットではなく感情を持った一人の人間であること。

一見当たり前のことだが、サッカーはメンタル部分の影響が大きく反映されてしまうスポーツなので良くも悪くも忘れがちだ。

私は人間のモラルとして絶対に言ってはいけない言葉はあると思う。

ただ指導者であり、監督の立場である。

言ってはいけないから、言ってはいけない。のではなく、

その感情の動きを考え、審判を味方につける言動や振る舞いをすべきだと感じた。

これはタイミングを見て選手・スタッフ全体で講習を開こうと思う。

チームが勝利をしていく上で大切な前提を理解すること。



また2級審判員と1級審判員及びPRレフェリーの間にあるを彼の言葉で少し言語化出来たことが新鮮だった。なるほどなぁと感じることが多く、シンプルに面白かった。

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これからも自分以外の【誰か】や【何か】のために、少しでもその方々にとって有意義なものを作っていきたいと思います。楽しみましょう!