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#2 チームビルディング期のワークショップ

MINDS2019年度の締めくくりに向けたアドベントカレンダー2日目の投稿です。
今日は立ち上げ期に行なったチームビルディングについて書いていきます。

そもそもMINDSってどんなコミュニティ?
→#1にギュッとまとめました!

MINDSが知るフェーズで行ったこと

MINDSは同世代とは言え色々な会社から人が集まったコミュニティです。
当たり前ですが自社以外のことはよく分かっていません。
だからいくつかの手法でチームビルディングを行いました。

◆ワーク(2ヶ月丁寧に行いました)
①オープンクエスチョンで互いを知る
②取り組みたいテーマごとに理想⇔現状のGAPを知る
◆オフィスツアー
お互いのオフィスを巡り、人だけではなく会社への理解を深めました。
◆BBQ
屋上テラスで飲み会をしました。楽しかった。割愛します。

ちなみに、チームビルディングについては有名なモデルがあります。

 | チームビルディングの手法|タックマンモデル

タックマンモデル

イラストは東洋経済(https://toyokeizai.net/articles/-/117979?page=2)のものが分かりやすいと思います。

心理学者のタックマンが提唱した、チームには以下の4つの発展段階があるという考え方です。
1.形成期(Forming)
2.混乱期(Storming)
3.統一期(Norming)
4.機能期(Performing)

段階に応じて取り組むべきことも変わるのですが、
1.形成期の状態と運用はこんな感じです。

◆チームメンバーが互いのことをよく知らない状態。
◆目標も役割も定まっておらず、遠慮や緊張感がある。
◆形成期のチームビルディングとしては、互いを知るための「飲み会」、全員参加型の楽しめる「ゲーム形式のワーク」などが挙げられる。

2回のワークとBBQは形成期にぴったりだったわけですね!

ワーク①オープンクエスチョンで互いを知る

2019年1月、全メンバーによるキックオフ。
8つのテーブルに振り分けられてドキドキの初回が始まりました。

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まずは『理想の働き方』『その理想を達成するには』の2つのトピックについて、それぞれ約30分ずつブレストを行いました。
『理想の働き方』はディスカッションテーマとしてはかなりオープンで「議論が集約しにくい」という声も上がりました。
しかしそれもねらいの1つだったりします。

みんなが自分ゴトで話せるように

早く帰りたい、有名になりたい、今と違う部署に飛び込みたいetc…
「理想」なんて人それぞれです。言い方を変えれば全員が自分ゴト化できるテーマにもなります。

「皆が自分事として熱量をもって参加できるようにしたい。」せっかく業界・業種の異なる人たちで集まったのだから、「頭から範囲を狭めることなく自由に本音を交わしあい、  そこから生まれるアイデアや課題を拾っていきたい。」

そんなリーダーの思いから、最初のディスカッションはオープンクエスチョンを取っていくことに決まりました。



Tips:ブレストの際の4つのポイント

余談ですが、皆さんは正しいブレストができているでしょうか。

不満をこぼしあったり、世間話に脱線していませんか?
「自由な発想」で出来ていますか?

ブレストに関するTipsもこぼしてみたりしたいと思います。
▼▼よかったら参考にしてみてください。

・発言の質ではなく、量を重視する
・自由奔放な発言を認めて、絶対に批判しない(Yes,and…で話す)
・いい発言があれば、そのアイデアを結合し発展させる
・ブレスト中に判断・結論は出さない

創出された「理想」兼「妄想」

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皆がうなずくものから突飛なものまで、たくさんのアイデアが出ました。
それを他のチームへ発表しあい、初日は終了。
他チームの発表を熱心にメモしていくメンバーも見られ、ドキドキの初回はいい読後感とともに閉会。

この日のアウトプットをリーダーたちでグルーピングして共通項を洗い出していき、コミュニティメンバーは自分が興味のあるテーマを選び実践に走っていくことになります。

異業種だからわかったこと

・会社によって重点的に取り組んでいることは様々
 (当たり前なことですが、想像以上でした)。
・自分の不満が他の会社でどうクリアされたのかがざっくばらんに聞き出せる。
・「うちの会社、結構進んでるじゃん」と気付かせてくれる
・普段の仕事では関わらない業界・業種の人の知見やスキルを肌身で知ることができる
・(筆者個人的に)あって当然だと思っていたツールの整備がない会社もあって驚いた。大きい企業って設備投資やセキュリティが大変なんだな…。


最後に | 働くことは生活すること

アイディエーションが初めて、若い人同士のプロジェクトが初めて、というメンバーも少なくない中、かなり活発な意見交換がなされました。理想の働き方≒理想の生き方、でもあるからだと思います。初回ながら心理的安全性もうっすら芽生えました。

働き方改革のメインストリームである「残業時間削減」「年功序列撤廃」についてももちろん大事です。でもそれだけじゃなくて、自分がどう生活していきたいのか。MINDSが取り組む働き方改革はここに重きを置いていけるといいなと思った1日でした。


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