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#15 コミュニティこそ、フォロワーシップが大事

コミュニティとしての発信の場を私物化しつつある広報担当石垣です。

今日は、MINDSというコミュニティに携わり感じたリーダーシップ・フォロワーシップについて書いてみたいと思います。

フォロワーシップとは

フォロワーシップとは、
「リーダーへの自律的支援」
「組織への主体的貢献」といった働きかけ。
チームの目標を達成することが目的。

カーネギーメロン大学ロバート・ケリー教授が提唱したリーダーシップを補完する概念。「The power of followership(指導力革命―リーダーシップからフォロワーシップへ) 」という著書もあります。

リーダーシップがリードする・導く力であるのに対し
フォロワーシップはついていく力、と私は解釈をしています。

MINDSのコミュニティ特性「リーダー」

MINDSには「リーダー」と呼ばれるコミュニティメンバーがいます。
その役割は

①ジョインする各社からの代表者。
 各社と連携が必要な場合の連絡窓口兼コミュニティメンバー。
②5つの分科会チームの代表者。
 多くは①との兼任で、プロジェクト間連携の窓口としても活動。

本来「リーダー」の主な役割は①ですが、人によって、あるいはチームによって②の負荷が重くなってしまうケースがありました。

どうすれば防げたのか?

その解の1つがフォロワーシップではないかと考えています。

「リーダー」への幻想

わたしたちはつい「リーダー」=「一番上の人・決断する人」と捉えてしまいます。そして「リーダーが決めてくれる」「まとめてくれる」「リーダーが動いてくれない」といった考えにつながりがちです。

しかしコミュニティにはメンバーを縛るような規則や上下関係はありません。営業目標もありません。

強いていうならMINDSの目的は
「自分たちが理想と考えることを模索し試行する」こと。

トップダウンで動く組織ではないからこそ、
リーダー以外のメンバーが主体的に関わることが一番大事。
=フォロワーシップが大事。と言い換えられるのではないかと考えています。

参考:フォロワーシップの具体的な行動事例

具体的にどんなことをすればフォロワーシップと言えるのか?
一例として以下のようなものが挙げられます。

①意見・アイデアを積極的に伝える
②雑務でもきちんとこなす
③報連相を怠らない
④上司が完璧でないことを理解している
⑤上司の最終決定を支持する
⑥前向きな姿勢を貫く
⑦チームの未来を考えている

参照:フォロワーシップとは何か?4分でわかる意味・事例・研修・書籍
https://agent-network.com/column/humanrelation204/

リーダーシップも大事

リーダーシップとフォロワーシップは補完しあう関係にあります。

MINDSにも「コミュニティリーダー」がいますが、その役割は指示を出すことではなく方向性を示すこと。
そして、そこに建設的に意見を出し推進していくのが「フォロワー」。
MINDSの場合、各社の「リーダー」もここでは「フォロワー」となります。

また、メンバー間の役割がないとそもそもチームが立ち回らなくなります。
というのは過去記事を参照。


本日は以上になります。

長いひとり言にお付き合いいただきありがとうございました!

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