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市本・みんなの読書会vol.11開催レポート

2024/2/10(土)17:45~20:15
THE CAMPUS FLATS
テーマ「未来に残したい本」
ファシリテーター:並木江梨加&なかざわあおば


● はじめに

「市本・みんなの読書会」として十一回目の開催となりました。この読書会の成り立ちなどについてはこちらの記事をご覧ください。

簡易的なレポートとなりますので、イベントの雰囲気を詳しく知りたいという方は第一回目のレポートをご覧くださいませ。

THE CAMPUS FLATS Studio 07 スナックにて 撮影:並木江梨加

● ファシリテーター なかざわが選んだ本

『成瀬は天下を取りにいく』
宮島 未奈 著 新潮社

 ● ご参加の皆さんが選んだ本

『水中の哲学者たち』
永井 玲衣 著 晶文社
『社史・本の雑誌1 本の雑誌風雲録 本の雑誌血風録』
本の雑誌風雲録 → 目黒 考二 著
本の雑誌血風録 → 椎名 誠 著
本の雑誌社
『ムラブリ 文字も暦も持たない狩猟採集民から言語学者が教わったこと』
伊藤 雄馬 著 集英社インターナショナル
『おとなになるってどんなこと?』
吉本 ばなな 著 筑摩書房
『いいかげんなイタリア生活 イタリア在住15年の私が見つけた頑張りすぎない生き方』
ワダ シノブ イラスト・文 ワニブックス
『新しい女は瞬間である 尾竹紅吉/富本一枝著作集』
尾竹 紅吉 著 足立 元 編 皓星社
『こびとが打ち上げた小さなボール』
チョ・セヒ 著 斎藤 真理子 訳 河出書房新社

THE CAMPUS FLATS Studio 07 スナックにて 撮影:並木江梨加

● レポート

いつもの市川駅周辺ではなく、戸越公園駅徒歩3分THE CAMPUS FLATSさんでの開催でした!この読書会の前身は市川市の学習交流施設『市本』で毎月行われていた「みんなの読書会」。その市本のスタッフだった並木さんが、現在コミュニティマネージャーとして活躍しているのがTHE CAMPUS FLATSです。「プロトタイプする暮らし」を実現するためのリアルスペースとして住居スペースのほか8種類のレンタルスタジオを完備しています。

当日使わせていただいたのは、ちょっと暗めの雰囲気がカッコイイStudio 07 スナック。クラフトビールやレモンサワー、市本の味をできるだけ再現したロイヤルミルクティー(!)などで「かんぱーい!」と挨拶してから始まりました。

市川からはちょっと遠い場所での開催だったので心配だったのですが、いつも読書会を応援してくださっている皆さんがお越しくださったり、今回SNSを見て初めて参加してくださった方がいたりとありがたい限りです。初参加の方、読書会自体初めてという方いつでも大歓迎です!

そして、何と今回は『千葉からほとんど出ない引きこもりの俺が、一度も海外に行ったことがないままルーマニア語の小説家になった話』(左右社)の著者である済東鉄腸さんもお越しくださいました。鉄腸さんの2023年ベスト本は『ムラブリ 文字も暦も持たない狩猟採集民から言語学者が教わったこと』(集英社インターナショナル)。新しい言語を学ぶことで”人が変わる”というお話が印象的でした。

他には、対話の必要性や難しさについて、大人の定義とは、一冊の本が届くまでにどれだけの人が関わっているか(その多様なこと!)そして今話題(?)のマルハラについてなどなど。いつもより長い2時間30分という開催時間だったにも関わらず、あっという間に過ぎてしまいました。

● おわりに

次回の読書会は3/30(土)18:00から、いつものカフェワニシャンさんにて。次でいよいよ12回目です。市本の閉館から1年が過ぎようとしているということですね。来年度の市本・みんなの読書会をどう運営していくか、この1年の反省点をふまえて考えていきたいと思います。

読書会について最新情報はXやInstagramでお知らせしますので、ぜひフォローをお願いいたします。
X:@mindoku_ichibon
Instagram:@mindoku_ichibon

● 今後のイベント

お手紙読書会「ふみばこ」
2024/2/24(土)13:00~16:00
市川市中央図書館 特集展示コーナー前
詳しくはこちら
お手紙の交換方法について詳細はこちら

市本・みんなの読書会vol.12「BOOK&FOOD!」
2024/3/30(土)18:00~20:00
詳しくはこちら

開催中:メゾン・イチボン(展示)
2024/1/5(金)~3/29(金)
市川市中央図書館 SDGsコーナー奥(AV7棚)
読書会に集まった本を中央図書館で展示します。
詳しくはこちら

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