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なぜアドビが「みんなのデジタルエンゲージ」を始めるのか【創刊のご挨拶】

みなさん、「DX疲れ」していませんか?

「DX」という言葉が一般的になった昨今、その定義は未だ曖昧であまり手触り感がないように感じます。その一方でデジタルは、人々の「暮らしやすさ」や「働きやすさ」につながる力であってほしい、とアドビは考えます。では具体的にどうすれば良いのでしょうか。

私たちはその答えを考えるため、デジタルに関わるビジネスパーソンが集える「みんなのデジタルエンゲージ」をスタートし、一緒に学んでいきたいと思っています。

時代はデジタルを中心とした働き方・暮らし方へ

デジタル技術を浸透させることで、人々の生活をより良いものへと変革する「DX(デジタルトランスフォーメーション)」。日本ではコロナ禍以降、メディアが取り上げる機会が増え、多くの企業や自治体がDXの推進に取り組むようになりました。

その要因は3つあります。1つがコロナ禍というパンデミックの中でも、デジタルマーケティングソリューションをすでに導入していた企業の7割以上が業績の縮小を回避したこと。2つ目がデジタルコンテンツの制作などを内製化することによって、クリエイティブツールスキルを持つ人材へのニーズが増加していること。そして3つ目が、タスク効率化のためにデジタルツールの導入が期待されていること。

しかしDXが推進される一方で、DXの導入自体が目的化してしまったり、社外へのPRを重視した取り組みになってしまったり。デジタルをどのようにビジネスにつなげるべきかわからず、「DX疲れ」を起こしてしまった人も多いのではないでしょうか。

デジタルを通じて企業と人、人と人がつながる場を作りたい

アドビが考えるDXは、デジタルを活用して人々の生活をより豊かにし、大事な人とのコミュニケーションを一層充実したものにすること。デジタルの力が「新たな変革」への突破口となり、デジタルの力で「自由な発想」をカタチにできる社会を目指しています。

その実現に必要なのが、より多くの人にデジタルを身近に感じてもらうこと。業務改善や効率化の義務感に追われるのではなく、デジタルを活用することで新たな体験を楽しんでほしいのです。

そこで「みんなのデジタルエンゲージ」では、事業にデジタルを活用する企業の事例やビジネスに役立つヒント、実際に活躍しているマーケターのリアルな声などを紹介していきます。ときには、読者のみなさんに登場していただくこともあるかもしれません。

「エンゲージ」は、人とのつながり。デジタルをきっかけに企業とユーザー、ユーザー同士が繋がるコミュニティーの場をつくっていきたいと考えています。

クリエイティブとデジタルマーケティングを提供するアドビならではの提案を

アドビの個性は、クリエイティブツール群「Adobe Creative Cloud」と顧客体験管理(CXM)テクノロジー「Adobe Experience Cloud」を提供していること。だからこそ「みんなのデジタルエンゲージ」では、クリエイティブとデジタルマーケティング、ふたつの視点をかけ合わせた情報をお届けできると思っています。

これからの仕事、暮らしがもっとわくわくする「心、おどる、デジタル」を。

デジタルに関わるすべてのビジネスパーソンに、クリエイティブとマーケティングをつなぎ、互いの関係者が新たな学びを得られるようなコンテンツをつくっていきます。どうぞよろしくお願いします。


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