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エネルギーを生み出すボディスキャン

体は何からできているでしょうか。

6割〜7割は水

目、鼻、口、耳、頭、腕、足、五臓六腑、骨、筋肉、血管。
これらのパーツが、連携してシステムとして機能を果たしています。
神経、免疫、ホルモン、呼吸、循環、消化。

成分で見れば、水が6割〜7割、タンパク質15-20%、脂質10-15%で、95%ぐらいを占め、元素で見れば、主に水素、炭素、酸素、窒素で構成されています。

では、この体のどこでエネルギはー生まれるのでしょうか。

エネルギーは細胞で生まれる

それは、細胞です。細胞の中にあるミトコンドリアというエネルギーの発電所で、エネルギーは絶え間なく生まれています。

私たちの体は、37兆個の細胞でできていますが、体の1カ所でエネルギーが作られているわけではなく、体のあらゆる細胞の1つ1つでエネルギーは生まれています。

エネルギーを作り出すために必要なものは、炭水化物、タンパク質、脂質、いわゆる食事、代謝に関わる様々な酵素やミネラル、ビタミン、水素イオン、そして、酸素です。今、この瞬間にも体の様々な場所でエネルギーは生まれています。

エネルギーの正体

エネルギーの正体はATP=アデノシン3リン酸と呼ばれる物質です。ミトコンドリアで、ADP=アデノシン2リン酸にリン酸が1つ加わることで、ATPが生まれます。体内では、全く意識していないのに物凄いスピードで大量のATPが作られています。体ってすごいなあと思います。

体が今ここにある

もともとは、お父さんの精子とお母さんの卵子が1つの受精卵になりお母さんのお腹の中で栄養をいただきながら、細胞分裂を繰り返し、未熟のまま私たちはこの世に生まれてきます。そこから、物凄いスピードで細胞分裂が繰り返され、どんどん成長していき、今の体ができあがり、今、この瞬間一人の人間としてここに存在しています。

私たちは人生のプロセスはそれぞれ異なるものの、体内では似たような生化学的なプロセスを経て、今、このnoteを通じてつながっているのかと思うと、なんだか他人事だとは思えなくなってきます。

エネルギーを生み出すボディスキャン

今日のボディスキャンでは、細胞の1つ1つに酸素を届けるつもりで呼吸をしましょう。細胞の1つ1つからエネルギーが生まれ、そのエネルギが生まれる感覚を味わって、息を吐き出していきます。

体の各パーツにしっかりと注意を向け、吸い込む息でそのパーツに酸素を届け、そのパーツの感覚を味わって、息を吐き出していきましょう。




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