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Week 6-7 この先へ

一つ詩をご紹介します。これは、ポーシャ・ネルソンの「五つの短い章からなる自叙伝」です。この詩は、レジリアンスと予測の関係がとてもよく描れています。

マインドフルネスによって、人生において起こってくる様々な事柄に対してどう対応し、より多くの選択肢を持つことができるかを見ることができます。

私たちが、どうか多くの選択肢を持って歩むことができますように!

<五つの短い章からなる自叙伝>
 
第1章
 
私は通りを歩く。
歩道に深い穴がある。
私は落っこちる。
私はどうしたらいいのかわからない…どうしようもない。
これは私の間違いじゃない。
出方がわかるまでものすごく時間がかかる。
 
第2章
 
私は同じ通りを歩く。
歩道に深い穴がある。
私はそれを見ないふりをして、
またまた落っこちる。
また同じ場所にいるのが信じられない
でも、これは私の間違いじゃない。
やはり出るのにずいぶん時間がかかる。

第3章
 
私は同じ通りを歩く。
歩道に深い穴がある。
それがあるのが見える。
それでも私は落っこちる、…これは私の習癖(くせ)だ。
私の目は開いている。
自分がどこにいるのかわかる。
これは私のしたことだ。
すぐそこからでる。
 
第4章
 
私は同じ通りを歩く。
歩道に深い穴がある。
私はそれを避(よ)けて通る。
 
第5章
 
私は別の通りを歩く。
 

From "There's a hole in my sidewalk: the romance of self-discovery"
         by Portia Nelson   
作/ポーシャ・ネルソン 訳/深沢道子

https://www.youtube.com/watch?v=jSCA0EWR2RE
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