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相互フォロー部の足跡(2)きっかけ

前回は、相互フォロー部を立ち上げる前まで
の私のお話しをしました。

今回は、相互フォロー部を立ち上げようと思った
きっかけのお話しをしたいと思います。



相互フォロー部を立ち上げるまでは、私は
自分の自信や自己肯定感を取り戻すために
自分と戦っていました。

自分に、自信や自己肯定感がないと何もできません。
自立したいと思っても、自分を肯定できないからです。
何をやっても上手くいきません。
人格も変わっていきます。



発言や発信をしたいと思っても、
喋れば、しどろもどろになりますし、
言いたいことも、まとまらなくなります。

自然と発言が下手になります。
上手くできなくなります。

下手な発言をすると、
下手な自分を余計に自覚するので、
やりたくなくなります。

ダメな自分を表現することさえ億劫になります。
すると、できるだけ周囲と触れ合えなくなります。
なるべく接触したくなくなります。



自分で自分がこうなっていくことが
よく分かりました。
だから、変わろうとしました。

今でこそ、随分と良くなりましたが、
元々は、自分を晒すのが嫌なので、
SNSも苦手でした。

当時の私からしたら、
今こんな文章を書いているのが
信じられないくらいです。


Twitterのアカウントはありましたが、
読むためだけのために登録したものでした。

自分を発信する理由はないし、
発信したいものも何もありませんでした。



でも、自分の人生を始めるために変わろうと、
そう思い始めた頃から、変わり始めました。

自分で思うようにできる仕事がしたい
→自分で仕事をするには集客力が必要になる
→集客力を得るためには、発信する必要がある
→Twitterを始めたが、発信ができない
→MZDAOがきっかけでTwitterを動かし始めた
→Twitterを始めても、書けることがないし、
  フォロワーも作れないし、やれることがない
→MZDAOのメンバーと繋がり始めたら、
  自然とフォロワーが増やせるようになった
→繋がりから、何かしら書けるネタも
  できるようになった
→そして、だんだんと慣れて自己開示も
  できるようになってきました

このような流れで、私の自信や自己肯定感は、
自分の今までの自分が嘘と思えるくらいに
どんどんと回復していきました。



他人や周囲、世界を変えるのは大変ですが、
自分は自分で変えることができます。

本気で自分が変わろうと思い始めれば、
世界もそのようになるように、手助けしてくれます。

その時の自分にとっては、
そういう風には感じることができませんが、
後になって振り返ってみると、
環境が手助けしてくれていたことに気づきます。



そんなこんなで、私はTwitterをやり始めて、
Twitterも日常的に使えるようになったわけですが、
だんだんと、それもマンネリ化してきました。

何か面白いことないかな~と思って、
タイムラインを眺めていると、
MZDAOに関する苦情の声が目につきました。



こういったものは、初期からありました。

「これは書いちゃいけないんじゃないのか?」
「これは貼っちゃいけないんじゃないか?」

初めの頃は、メンバーの振る舞い方など
どちらかというと些細な内容が多かった気がします。

しかし、だんだんとMZDAOの根幹的な話、
重みのある話に変わっていきました。



メンバーがどうだか、進め方がどうだか、
そのくらいなら、まだ問題ではないかなと思いましたが、

重みのある話になってくると、
Twitter上での空気も変わってきます。

盛り上がって楽しめる感じには
なれなくなっていきます。


私も、何も疑問に思ってない
わけではありませんでした。

今のMZDAOは、当初目指そうとしていた
MZDAOビジョンに向かおうとしているのか?
MZDAOはこれでいいのか?

そういう疑問がありました。

そこで、自分なりに
どう考えるべきかを考えてみました。



MZDAOは、自由で平等なDAO型の社会を目指しています。
一人の指導者や中央組織によって動かす社会ではなく、
みんなで作り上げていく社会です。

となると、指導者や中央組織に対して責任を求めるのは、
自ら、指導者や中央組織に依存しようとしているようで
それはそれで違うんじゃないかな、と思いました。



ならば、どうすればよいか?



「みんなで」ということは、みんながそれぞれ
何かしらの指導者や中央組織の役割を担えば、
平等で「みんなで」担える形になります。

中央の役割を「みんなで」やる
ということは、

「自分も中央になればいい」

そこに私は気がつきました。



既存のMZDAOのやり方に疑問を持つなら、
自分で自分の思うMZDAOをやってみればいいんです。

自分でやってみれば、
指導者からみた立場や事情も知ることができますし、
疑問に思うことも解決できると思いました。



やってみて、もし上手くいかないのなら、
MZDAOは、その上手くいかない問題を
上手く避けているのだと納得ができます。

その上手くいかない問題を解決できれば、
解決策を見つけることもできます。

自分でやってみれば、一番よく分かります。



疑問があれば
「まず自分でやってみる」
研究の基本でもあります。

研究が好きな私にとっては、
面白い遊びのようにも感じました。

私も、ただ一人で
相互フォローをやっているのには
マンネリを感じ始めていたところですし、

丁度いいタイミングでした。

こうして、私は
自分でコミュニティを作ってみよう
と思い至りました。




私の話しがちょっと長くなってしまいましたが、
次回からは、コミュニティの話に入ります

(つづく)

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