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相互フォロー部の足跡(3)立ち上げ

前回までは、私の話ばかりが続きましたが、
今回から、ようやくコミュニティ(相互フォロー部)
についてのお話に入りたいと思います。


疑問を感じたら「まず自分でやってみる」、
この精神で、私は自分でコミュニティ
を作ってみようと思いました。

ダメなら、誰も集まらないだけです。
何の損もしないし、
失うものは何もありません。

やるだけなら、タダです。
軽い気持ちでやれます。
そういうノリで、やってみようと思いました。


でも、このように軽い気持ちで
やろうと思えるようになったのも、
「自分が変わろう」と思ったからだと思います。

受け入れられないことがあった時、
他人や周囲のせいにしていたら、
自分は変われなかったと思います。


「○○がこうだからダメだ」
「こんな環境だから上手くいかない」

自分以外のことを理由にすれば、
自分の気は収まるかもしれませんが、
根本的には何も変わりません。

状況が変わったとしても、
また同じような壁に出会い、
同じ繰り返しを行なうことになります。


壁があったら、それはチャンスです。
多くの人は、壁の存在に気づかずに
立往生するかもしれませんが、

壁を発見できた人は、
乗り越えることに
挑戦することができます。

そして、壁を乗り越えることができた人だけが
壁の向こう側の景色をみることができます。

だから、私は壁が見つかったら、
壁を発見できたことを喜び、
壁に挑戦することを楽しみたいと思います。


壁に対する向き合い方には、
もう一つ、方法があります。

それは、壁自体を壊す方法です。

自分が変わるのではなく、
他の人や周囲を変えることで
解決をしようとすることです。


それができる力がある場合は、
多くの場合、それが最も簡単で
手っ取り早くて、効率的です。

ジャマなものがあったとき、
自分が移動するよりも
手で押しのければ、すぐに快適になれます。


でも、この方法には弊害もあります。
押しのけられた方にとっては、
大抵は不本意なことが起きるため、
押しのけられた側に不快感が生まれます。

時には、押しのけることが
必要な場合があることも否めませんが、

そればかりを行なうと、その環境では、
常態的に不快感が発生し続け、
不快な場になっていきます。

これが、不快なコミュニティができる原因です。


そこにいるだけで、

 ・疲れたり、
 ・やる気が出なくなったり
 ・気が沈んだり、
 ・気分が悪くなったり、
 ・元気やエネルギーがなくなったり

そのように感じる場合には、
その場が作り出す不快感に原因があり、

自分ではなく他者を
どうにかしようとする動きが
活発になることになっています。


現代社会では、特に
このような解決方法をとる場合が多くあるため、
コミュニティに属しているだけで
疲れやすくなります。

問題の壁を壊すことで解決するのではなく、
壁を乗り越えることで、
つまり自分が変わろうとすることで、
乗り越えるように心掛け、

そのようにできるコミュニティを
作ることができれば、

誰にとっても居心地が良く、
前向きで生産的なコミュニティに
することができます。


何より、自分で自分の壁を乗り越えて
自分が変わろうとしないと、
自分は、何も前進しません。

自分以外の世界を変えて前進しても、
それは世界が前進しただけで、
自分は前進していません。

そして、その進度の差は、何がしかの形で、
「ワダカマリ」という借金を残します。


誰もが、当人の気持ちに
反するような行為をしないように
配慮できれば、平和になります。

私は作るなら、誰もが誰によっても
ジャマも制限もされない
自由なコミュニティを作りたいと思いました。


ちょっと前置きをいれるつもりが、
予想以上に長くなってしまいましたが、

そのようなことを考えつつ、
私は、MZDAOコミュニティに対する疑問の答えを
自分で確認するために、

12/26に「MZDAOメンバー相互フォロー部」
というコミュニティを作ることにしました。

私は、Twitter自体、
11月に始めたばかりの初心者な上、
コミュニティを作るのも初めてなので、

実際は、ちょっと手こずりながら
コミュニティを作っていました。

構想している期間も含めると、
一週間ぐらいは時間を
かけていたかと思います。

初めは、誰を対象にした
何のコミュニティにするかさえ白紙でした。

MZDAOのビジョンを試したかったので、
やっぱりMZDAOメンバー向けの
コミュニティにする必要があるよなぁ
程度は思っていました。

でも、対象は幅広く、メンバーなら
誰でも入れるようにしたかったので
Twitter上で、誰でもできる内容のものに
したいと思いました。


ちょうど、MZDAOメンバー間の
相互フォローが盛り上がっていたので
「相互フォロー」をテーマにすれば
盛り上がるだろうと思いました。

「相互フォロー」という名前も、
しっくりきました。

今は理由は割愛しますが、
「相互フォロー」という名前には
他にもいろんな意味で魅力を感じました。


また、Twitterをやり始めてから、
MZDAO民の仲間意識の強さにも
すぐに気づいていました。

そのため、MZDAOという括りを
作ることはコミュニティとして
一体感を出すためには
良い効果が期待できると思いました。


しかし、Twitterの性質上、
現状は、みんなバラバラに
活動している印象がありました。

「○○部」という集まりは
いっぱいできているものの、
その部がたくさん乱立して、
結局バラバラになっている印象がありました。


なので、MZDAOのみんなが一か所に集まって
情報共有できる場所がほしいと思っていました。

何かあった時、とりあえず
ここで聞いておけばいい、
ここで話してみれば何かわかるかも、
と思える場所です。

みんなの集まる場所、
気軽に行ける広場のような場所です。


そのような場所があって、
いつでも誰でも自由にみんなに発言して
みんなに聞いてもらえる、と思える

そのような場所でないと
みんなでやっている感が
持てないのではないかと思ったからです。

たとえ全員がそこにいるわけではないとしても、
みんなで共感し合えると思える場所があって、
一体感を持っていると思える場所があると
気持ち的に違います。


そんなこんなを考えて、
全部をひっくるめて、合体させて、
「MZDAOメンバー相互フォロー部」
という名前を考えてみました。

でも、ちょっと長すぎるので、
そこが一番悩んだところでした。


「MZDAO相互フォロー部」
の方がスッキリしていいですが、、

以前に、部の名前に「MZDAO」を
使っていいかどうか問題が
巻き起こっていたので、

単に「MZDAO」だけでは、
使いづらいなと思いました。

でも、MZDAOメンバー限定であることを
分かるようにしないと運用しづらいです。

実際、今の名前でも、メンバー外からの
参加リクエストは多いです。

そして、特にMZDAOの
「みんなが集まれる」と思える場所を
目指したいなら、旗印として
「MZDAO」は外しがたいところです。

そのため、苦肉の策として、
「MZDAOメンバー」向けですよ、
という意味で「メンバー」までをセットにした

「MZDAOメンバー相互フォロー部」

という名前にしました。

名前の長さについては諦めて、
開き直ることにしました。


それ以外のヘッダーやコンテンツ
については、かなり適当です。

後からでも変えられると思い、
ヘッダーは、MZDAOのイメージに
合わせて簡単にできるそれっぽい感じ
のものをサクッと入れて、

ルールを書く欄もあるので、
何もないのも味気ないので、
適当に埋めました。


なので、いろいろと書きましたが、

簡単にいうと、
「MZDAOメンバー相互フォロー部」は、
軽い気持ちで作った
単なる名前だけのコミュニティでした。

コミュニティを作って、
そこで何をやろうとか
どんな活動をしようとか、

そういうことは、
まったく何も決めていませんでした。


こうして、名前だけの
中身のないコミュニティを
立ち上げてしまいました。


(つづく)

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