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相互フォロー部の足跡(1)立ち上げ前の私

MZDAOメンバー相互フォロー部は、
2022年12月26日に、私、夜月が
まったく個人的に一人で
立ち上げたコミュニティです。


相互フォロー部を、なぜ立ち上げたのか?
についてお話しするために、まずは手短に
私のことについて、お話ししたいと思います。


私は、20代の頃は、
自然科学系の大学院生をやっていました。

大学院生とはいっても、
頭が良かったわけではありません。
大学入試直前の偏差値は40台前半でした。

なので、それまでの人生もそれほど
順風満帆というわけではなかったですが、

たまたま幸運が重なり、
特に留年や浪人経験などはなく
博士課程まで進学することができました。


しかし、そこでやっていた研究に行き詰まり、
どうにかしようと自分を追い込んだ結果、

次第に頭が思うように回らなくなり、
精神的にも疲れて、家に閉じ籠るようになり、
結局、大学院は退学することにしました。


大学から離れて、仕事をし始めましたが、
自分の状態はそれほど改善はしませんでした。

自分への自信や自己肯定感が低下しきった
状態のままだったため、環境が変わっても
精神状態が切り替えられないままでした。


ただ幸運なことに、理学系にいたおかげで
物事を冷静に客観的に考える習慣があったことと、
心理学にも興味をもって
個人的に本を読み漁っていたたため、

自分の状況を、自分から切り離して考えて、
自分で自分を保つことは辛うじてできました。


それでも、自信や自己肯定感は
取り戻せなかったため、
悪循環の思考のサイクルを
改善できずにいました。

今の自分の状態があるのは

「自分が悪いからだ」
「自分に能力が足りないからだ」

何があっても自分のせいにして
自分を追い込む泥沼を、自分から作っては
はまってしまう繰り返しです。

自信や自己肯定感が崩れているために
自分で自分を自傷してしまいます。

自信や自己肯定感を取り戻すために、
仕事を頑張って成功体験を
積み重ねるように努めました。


しかし、社会とは理不尽なもので、
真面目に頑張ろうとするほど、
いいように利用され、評価には還元されず
仕事の負担や責任が増すばかりでした。

取引先から、
書類の誤字脱字の小さなミスに
いろいろな言いがかりを上乗せされて、

半沢直樹ばりに
「土下座しろー!」
と怒鳴られたこともあります。

上司が間に入ってフォローするというので、
渋々話し合いに応じたら、
上司が取引先側の肩をもって
一緒になって責めはじめたり、

終いには、
上司に逃げられ、私だけが取り残され
一人で始末を負わされたこともありました。


でも、そのような経験のおかげで、
修羅場の立ち回り方が上達しました。

身内のミスで、
責任を背負わされそうになっても

「いや~私には、何がなんなのか分かりませんな~w」

と半沢直樹で聞いたことのあるようなセリフをいえば、
むしろ何の問題も生じず、丸く収まることを学習しました。

半沢直樹は、役に立ちます!

ドラマのようなセリフを吐く機会があることに
自分でも驚きましたが、その上、それが通用して、
しかも全てが良い方向に進むことに、また驚きました。

翌日からは、先方には、そのことには触れられず、
それだけでなく発端となった問題も話題にならず、
何事もなかったように話が進みました。

理不尽には、理不尽で対応するのが一番です!

倍返しです!


その後、上司で通じなければ、
その上の上司に話を通せばよいことを覚えたり、

賢い根回しのやり方を覚えたりして、
わりかし責任を負いすぎない
立ち振る舞いができるようになりました。

取締役に頭を下げられたり、会社に謝られたり、
という経験もしたりしましたが、

こういうことでは、
根本的な自己肯定感は
取り戻せませんでした。


会社の枠内にいては、
常に会社という社会での理不尽がつきまといます。

個人的に成長しても、
会社の理不尽に振り回され続けて、
自立した成長の実感はもてません。


会社にいたままではダメだ、
自立して自分の手でお金を稼がないと
ダメだ、と思うようになりました。


しかし、ふと気づくと、
もうアラフォーという年代になっていました。

いろいろと、もがいてきましたが、
20代で挫折してからは、
あまり生きてきた記憶がありませんでした。

スキー場で転んだ時のように、
時間を滑り落ちてきたかのような、
20代から40代にタイムスリップしたような、
そんな感覚になってしまっていました。


人生で一番楽しい時間を
「生きてきた」
という実感がありませんでした。

顔も知らぬ間に、
40代の顔に変わっていました。

それに気づいた時、
衝撃的な絶望感に襲われました。

人生でやりたいことを何もやらずに、
人生が終わりを迎えつつ
あるように感じました。


このまま、何もやらずに終わりたくはない。
20代をやり直したい。

若返りたい。。。

・若返ることさえできれば、何でもできる!
・自分でできた達成感から、自信や自己肯定感も取り戻せるだろう!
・20代からやり直すこともできる!
・活力が戻って、若いころのように積極的に色々できる!
・老化しなければ、時間は永遠にある!
・若返り方を伝えることで、事業も起こせる!

若返りさえすれば、
いろんな問題が一挙に解決できる!

僕は人生をかけて、
本気で若返りに挑もうと決意しました。

Twitterのプロフィールに書いていることは、
私の本気の本音です。


若返りに取り組み始めて、
結果はすぐにでました。

若返る前は、鏡で自分の顔が見れず、
洗面台の前に立っても、
鏡から目を背けていましたが、

今では鏡さえあれば、若返り具合を
チェックしたくなるくらいになれました。

ただし、若返るスピードが異様に遅いのと、
他の人に理解してもらえるほど
劇的な変化の仕方ではない、
という難点が見つかりました。


人に若く見られることは多くなりましたが、
若返りの話しをしても、まだ説得力のある根拠を
出せるほどには至れてません。

人に納得してもらえるレベルまで
若返ることが今の課題です。


並行して、自立するために
事業を立ち上げるための模索もしていました。

いろんな人に相談したところ、
集客力が必要ということで、
Twitterを始めたらよいという話になりました。


丁度そのタイミングで、
MZDAOでTwitterをやる機会があったため、
Twitterを始めました。

でも、始めただけでは、
なかなかフォロワーは集まりませんでした。

しかし時期に、相互フォローをすれば、
フォロワーが増やせることを知り

MZDAOメンバーで繋がれば、
増やしやすいことを知りました。


このようにして、
相互フォローを始めたわけですが、

相互フォローをしているうち、
次第に相互フォローをすることが
目的のようになってしまいました。

MZDAOメンバーと繋がるようになり、
MZDAO関連のコミュニティに誘われて
コミュニティという機能も知りました。

だんだんと相互フォローも上達し、
捗るようになってくると、
ルーチンワーク化して、
マンネリを感じ始めました。


この頃ぐらいから、
メンバーからのMZDAOに関する
不協和音が目立ち始めました。

私もモヤッとするものはありましたが、
この状況をどう捉えるべきだろう?
といろいろ自分の中で考え始めました。

(つづく)

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