spoonを通して考えるファンを作らないと死ぬ理由

初めましての方は初めまして。いつも見に来てくださっている方,お世話になっております。スプーン界のスクランブル交差点,占い屋はると申します。

今日はファンを作らないと死ぬ理由〜だから僕は占い枠をやめた〜というタイトルについて書いていこうと思います。
重たい話に聞こえるかもしれませんがパフォーマーにとってはとても重要なことだと思います。
自分自身がマジシャンという側面を持っており痛い目をみたので・・・。

SPOONで配信をしていると占い枠という形で占い配信をしている方に出会うことがあります。ご自身の特技を活かして配信する,ご自身の経験を活かして投げ銭をもらう,とても素晴らしいことだと思います。

自分も配信を初めた当初は何を売りにしていけばいいのかわからず占い枠という形で配信をしておりました。無償での占いを行っていたときにはたくさん占って欲しいという方が来てくれるけれど,それだと疲れてしまうので占いの対価にスプーンを求める形にしたところ誰も占ってほしいとは言わなくなりました。

そこではじめて自分は気がつきました。配信に遊びに来てくれている方は無償の占いを求めているだけで,自分のファンになっているのでわけではないということに。
彼らは誰でもよかったんです。
自分に優しい言葉をかけてくれるなら
砂糖をたくさんまぶしたとても甘い甘い言葉をかけてくれるのであれば
誰でもよかったんです。
彼らは占いというコンテンツのファンであり,自分に断られたら別の占い師の枠に行って同じことを相談しに行くのです。
だから自分は占い屋というペルソナを被っても占い枠をアピールすることをやめました。

そこから自分は占いをやらない割合の方が増えました。占いは自分じゃなくても誰でもいい。でも自分という存在は誰にも真似できない唯一無二のものだから。
占いができるはるという存在ではなく,占いもできるはるを目指すようにしました。そうすると少しずつ少しずつですが自分という存在にファンができました。占いをやっているから来てくれるのではなく,自分という存在に価値を見出してくれるリスナーさんがきてくれるようになったのです。

自分という存在に対してファンになってくれた人たちはどんな配信でも来てくれます。あつもりやりたいからゲームをしながらの配信でも,ただただみんなでお話しするだけの雑談配信でも,誰かとコラボしながらの配信でも来てくれます。
それはなかなか得ることができない,かけがえのない資産といえるのではないでしょうか。

SPOONという配信アプリには投げ銭システムが存在します。リスナーは気に入った配信者がいればその配信者に対して自由に投げ銭を行うことができます。その投げ銭を稼ぐために占いというコンテンツを行う方も多数います。それはそれですごいことだし,自分自身のスキルを活かして収益を得ることは素晴らしいことだと思います。
しかし占いというコンテンツだけでは絶対に頭打ちになる日が来ます。そのときに自分という存在に価値を見出してくれるならば別のことを初めたとしてもついてきてくれるだろうと自分は考えています。

占いというコンテンツではなく,自分という存在に価値を見出してもらい,お金を払ってもらう。こういう書き方をするとリスナーを財布として見ているのか!という批判をする方もいます。別に財布として見ているわけではありません。少なくとも自分はリスナーに対して何らかの付加価値のあるものを提供できるように心がけているし,それに対しての対価であれば喜んで受け取ります。そこに恥じる事なんて1つもありませんから。

だからこそ自分という存在にファンを作らなければなりません,数あるコンテンツの1つではなく,唯一無二の存在になるために。
どちらかというと配信者やパフォーマーなどの何かを提供する側に向けての記事になっているかとは思います。

どうやったら自分のファンになってくれるのか,そしてどんな風に説得すればいいかのについてはこちらの本をお勧めしております。

この記事を読んだあなたの心に何か1つでも響くものがあれば,この記事を書いてよかったと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。またいつかどこかでお会いいたしましょう。

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