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私の海馬がショートしました。中高年の皆さま、春先は注意です。【バリバリ老いる⓸】

#春うつ #自律神経の乱れ #やま


脳の重さは

体重の2%なのに、

1日のエネルギーの

約20%を消費している。

ということは、

それだけ脳は酷使されている。

だから疲れやすいのも無理はないのだ。

過剰なストレス、情報の洪水、複数の作業を同時に進行させる(マルチタスク)。

本来は、楽をしよう、楽をしようとする脳に、多大な負荷をかけている。

なぜ春はメンタルが乱れやすいのか?

春は、気づかないうちに心身にストレスを溜めやすい季節です。
新年度を迎え、環境の変化に慣れようと心が焦ってしまってはいませんか?
春は就職や引っ越し、新たな交流など日常生活のさまざまな環境に変化が起こります。
また、春は寒暖差の激しい季節でもあります。汗ばむほどの暖かさの日があったかと思うと、真冬のように冷たい風が吹く日も。
そういった気温や環境などの変化によって知らず知らずのうちに心身が疲労し、メンタルを支える自律神経の働きが乱れてしまうのです。

ベティWomen's Work Style for It

昨年の話だ。

春うつ、という言葉を知った。

寒暖の差で自律神経が乱れていたのだと思う。

寝込むほどではないが、スッキリしない日々が続いていた。

気分も何だか滅入りがち。

春うつを知った。

それから間も無くのことだ。

ある夜勤明けの日に、体調を崩した。

記憶が曖昧になり、認知能力も低下した。
明け方5時〜9時過ぎまでの記憶がなくなった。(倒れて意識を失った訳ではない)

9時以降も数時間は断片的。
夜勤者は1人で、早勤者は7時30からが勤務時刻。

とにかく1人しかいない夜勤帯の職員がこんな状態。

利用者に事故がなくて本当に幸いだった。

その朝は、非常勤の女性が早勤だったが、私は簡単な開錠が出来なかった。

ちゃんと立ち歩き、動きはしていたのにだ。

認知機能が低下していた。

仕事をしに来た職員を職場に入れられなかった。

「ごめんね、ごめんね」と謝っていたらしいが、あまり記憶にない。

30分かけてやっとのことで、ベランダから入ってもらった。

焦っていたが、どうしていいかわからないような状態だった。

もう何百回もしているであろう内鍵の開錠作業。

鍵を鍵穴に差し込み、指先でくるっと回すだけの単純な動作なのに、出来なかった。

その後、職員を2人迎えたが、「何か変」「何か変」と私はつぶやいていたそうだ。

だが記憶にない。

自分では次にしなくてはいけないことが気になってはいたが、身体が動かなかった。

何もしないでぼーっと、座ったままだったと、後で教えられた。

その後職員が同行してくれ近くのクリニックを受診。

長谷川式認知症スケール(認知症検査)が実施された。

槇原敬之氏にそっくりなドクターは「一過性全健忘」との見立て。

「失われた5時間の記憶はもう戻りません」難病の告知のように、重々しく伝えられた。
(いや、別に構わないけど、、、)

すぐに総合病院に連絡してくれ、検査の手配をしてくれた。
いくつかの幸いな偶然が3つほど重なり、私は車で送迎されスムーズに受診ができた。

早速、脳のCT。

翌日は朝イチで、脳のMRIと脳波検査。

総合病院の専門ドクターも「異常はないですねぇ」ということで、やはり一過性の全健忘らしい。

一応、安心した。

2日間に渡る検査では異常はなかった。50才〜70才の年齢、中高年に多いらしい。

自分でもネットでいくつか当たってみた。

ある記事の中の「海馬のショート」という一文を見つけ、腑に落ちた。

そうか記憶の門番である海馬がショートしたんじゃ、しょうがない。

自分なりにショートの原因を考えた。

・気温の寒暖差に身体がついていけなかった。自律神経の乱れ(その時期、睡眠不足気味だったと思われる)

・夜勤明けの疲れ(まぁ、それは仕事ですからね)

・ちょうどその時期、あることを目指して自分を追い込むような学びをしていた。※これが大きかったか?(ストレス)

・その日、赤いパンツを履いていた。(還暦祝いで、前の部署で同僚の女性職員たちから贈られたものだ。半分シャレで)

赤の魔力か、なんか履くと変なテンションになることがあった(笑)

あれから10ヶ月経過。

異常はない。

赤いパンツはあの後、

感謝して、すぐに捨てた。

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