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しゃがれたクーガーから学ぶ英語

【お喋りなクーガー】

クーガーが一体何を見ているのか、一体何を語りかけてきているのかはわかりませんが

クーガーってこう言う鳴き方するんだぁ..

猫みたいだなぁ..

可愛いなぁ...

と思う動画かもしれません。

では、動画のコメント欄で👍の多いものを紹介します。

Sounds like excitable old smoking lady going "Wow!" at everything.
ハスキーな婆さんが、何でもかんでも "ワーオ! "って反応してる感じ

excitable : 烈しい、興奮しやすい

excitable old smoking lady = 烈しい年配の女性スモーカー

= ハスキーな年配女性 ということにしました。

目を瞑って聞いてみてください。笑

Cougars are literally just giant house cats.
ご覧の通り、クーガーはただの大きい猫。

動画に出てきたクーガーではなく Cougars are なので

クーガーという生き物(種族)を一括りにしています。

ちょっとブログの趣旨とは外れてしまいますが

冠詞と複数形の考え方を、私なりにまとめたものを綴っていきます。

長くなりますので、興味がなければ無視してください。

英語では、cougar, a cougar, the cougar, cougars, the cougars...のように

冠詞や複数形を使うことで、その描写の仕方を変えることができます。

日本語にはこういう感覚はありませんが

例えば、

cougar is literally just giant house cat. だったとしたら

数えられるクーガーでもなければ、特定されたクーガーでもないわけです。

これをどう想像するかは、人によって変わると思いますが

少なくても、cougar is という文章からは

"生きている1匹のクーガー"とは想像し難いんです。

だって...数えられないクーガーで、特定もされてないクーガーって

なんなのかわからないじゃないですか...

日本語で、人間を数えるときは"1人"と呼びますよね。

でも仮にそれを"1体"と表現したら

なんとなくその人間は、もう死んでるようなイメージになりませんか?

英語の感覚を日本語で完璧に例えることはできませんが

言語には言語の感覚やニュアンス、ルールが存在するんですね。

他の例も紹介していきたいと思います。

A cougar is literally just giant house cat.  だったとしたら

抽象的なクーガー1匹に対して言及しているので、

なんで動画に出てきたクーガーの事を言及しないんだろう?という微妙な感覚になります。

The cougar is literally just giant house cat. だったとしたら

(他のクーガーについてはわからないけど)この動画に出てきたクーガーは見ての通りただの大きいの猫だよ。

という感じがします。

The Cougars are literally just giant house cats. だったとしたら

動画には1匹しか登場していないけど、そこには同じように鳴くクーガーが他にも何匹かいた、という想像ができます。

そして

Cougars are literally just giant house cats.  であれば

The がなくなる事で、特定されていない"クーガーの集まり" がイメージできます。

抽象的なクーガーの集まり = クーガーという種族

最後の1匹にならない限りは、少なくても種族というのは

抽象的な生き物の集まりです。

日本語も複雑な言語だと思いますが、英語もとても繊細な言語だと思います。

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