後頭部にイシスの羽が広がり、頭の中に聖杯が置かれた
これは昨日のハナシ。
夕方にシーフードカレーを作っていた時だった。
だんだん体がだるくなってきて、頭が痛いようなずーんと変な感じがしてきた。
しんど…。とダイニングテーブルに座って目を閉じた。
なんとなく何かの予感を感じてちょっと背筋を伸ばした。
最初にワシが大きく羽を広げたようなビジョンがあった。
頭の近くにそれを感じて、なんか誰か来たのかな?とか思った。
あ、なんか誰か私に霊的な手術するの?と思った。
それは後頭部の方に来て、ワシではなくイシスの鳶の羽が広がっているものだとわかった。
頭の後ろに後光が差した形みたいにバッと羽が広がった。
そして頭の中に聖杯が置かれた。
頭がくらくらしてちょっと揺れ始めたので深呼吸して揺れを止める。
ヘルメスの杖が体の中にあるのがわかった。
息が上がってくる。
ずっと目を閉じてるけど頬に涙がつたってきて眉根が寄る。
二重螺旋が瞼の裏でクルクルした。
ハァ、ハァ、と口でゆっくり粗めに呼吸する感じになってきて、声が出だした。
明らかにお産のときの呼吸だった。
(私の出産は帝王切開なのでやったことがないけど直観した)
何かが産まれそうな感じがした。
雰囲気は喘ぎ声に似ていたけど性的な恍惚感はなく、とにかく顎が上がってきて息が上がり首が後ろにのけぞり、閉じた瞼の中で目玉がひっくりかえった。
神聖幾何学みたいなものがいくつも通り過ぎて
ライオンが咆哮して
シリウス?みたいな気がして
ヴェシカパイシス
ピラミッド
アンク
普通のダイニングチェアが玉座だった
それらが走馬灯のように駆け抜けるというか、そのようなイメージを照射されているとでもいうか、そんな感触だった。
なんとなく神聖なものがバーっとしたあと、私の中で悪魔が嫌な笑顔をしてニヤッと笑った。
闇は私自身の中にあると思った。
それは私が内包しているものだった。
手足がビリビリしびれて意識が朦朧として、子宮がジンジン疼いていた。
心臓がドキドキと動悸して、もうなんかぶっ飛びそうだった。
首がのけぞって口を開けたまましばらく息が止まったように思う。
心臓がドキドキいっていた。
しばらくすると思考が動き始めて、息を整えて正気を取り戻した。
本当に、何が起こるのかと思った。
クンダリーニが覚醒するのかと思った笑
でも会陰が熱を持つとか背骨を何かが突き抜けるとかそういうのはなかった。
いやぁ…びっくりした。。。
あんなの初めてでした。
一体何事だったのか。
エプロン姿で夕飯の支度の途中に起こることとしてはイレギュラーが過ぎたー。
ちなみにシーフードカレーはめっちゃ美味しかったです。
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