見出し画像

これまで飼ってきた犬たちとしつけ

サークルメンバーの飼い主さん

今ではドッグトレーナーの存在は一般的ですが、昔は違いました。ここでは当時のことを思い出して、これまで飼ってきた犬たちとしつけについて書いていきたいと思います。

初めて飼った犬は、柴犬とスピッツの雑種でメスでした。この子は子犬の頃に飼い主に譲ってもらったのですが、お手、おかわり、お座り、待て、がきちんと理解できて、指示に従ってくれる子でした。

しつけ方としては、目を見て指示を出して、その声の後に手で足を持ち上げてあげたり座るようにすこしお尻を押してあげたりすることでした。成功すると、餌を少し与えてあげることとを繰り返すと、自然に覚えてくれました。

健康についてですが、この子は一度骨折をしてしまいました。きっかけは、家の中から外に出してやろうと持ち上げ着地させたとき、足の着き方が分からずに骨折してしまったのです。かわいそうなことをしてしまいました。

また、この子はメスでしたが、ある時様子がおかしかったので動物病院に連れていって検査してもらうと、妊娠していることがわかりました。しかし、これ以上子犬を世話することができなかったので、手術して避妊することにしました。

当時子どもだった私は、可愛かった飼い犬が母親になろうとして、それを叶えてやれなかったことに子どもながらに複雑な気持ちになったのを覚えています。この子は、結局13歳まで生きました。

毎日朝と晩に散歩してドックフードもあまり高価なものは欲しがらず、健康的なものを食べていたので、大きな病気もなく長生きできたのかもしれません。

亡くなる直前に、父親の腕の中で父親の顔をじっと見つめていた姿は忘れることができません。何か神々しさも宿ったその表情は、今までありがとうと言っているかのようでした。

もう一匹の犬はトイ・プードルで、ペットショップで譲り受けた犬でした。

これまで、ペディグリー犬は飼ったことがなかったので、初めはしつけ方に戸惑いました。というのも、ペットショップの犬たちは子供の頃から飼育係に慣れてしまっているため、新しい飼い主のしつけをなかなか覚えてくれないからです。

結局、お手、おかわりは覚えてくれず、教えることができたのはお座りだけでした。

健康の問題では、ペットショップ出身ということもあり、どんなものを飲み込むと危ないのかを知らないことがありました。一緒に飼っていた猫の落とした毛玉を飲み込んでしまい、たくさん吐いたことがありました。

今はドッグトレーナーが身近な存在ですね。近所でトレーニング教室が開催されていますし、SNSや動画サイトなどでも見れます。

ワンちゃんの健康や元気のためには、現在の良い環境を活かしていきたいものですね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?