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息子の食物アレルギーについて。

一歳から二歳の頃にかけて
息子は食物アレルギーを起こして
救急で運ばれる事が多く

軽度もそれぞれでしたが
一度大きなアナフィラキシーショックを
起こした事がありました。

全身真っ赤に腫れ上がり
呼吸困難も起こしていたので
このまま死んでしまうんじゃないかと思いました。

時には、食品添加物から
アレルギーを起こしたこともありました。

先生から言われたことが
次にまた同じようなショックを起こした時には
救急搬送でも間に合わない可能性もあります。

その時は、お母さんが覚悟をもって
息子さんの太ももに注射を刺して下さい。

と、エピペンと言う
緊急注射用のキットも処方されました。

添加物のことなんて全然知らなかった私は
添加物について勉強をし
食育アドバイザーの資格を取りました。

日本における食品添加物の規定や
その種類、表示方法
一括表示法やキャリーオーバー制度について。

何故、空気に触れているはずの
お刺身やフルーツが何日も変色もせず
キレイなまま売られているのか。

コンビニのおにぎりやサンドイッチ、
お惣菜やファーストフード。 

添加物は食べ物だけではなく
お薬や予防接種に使われる注射薬
歯みがき粉など、とにかく盛りだくさんでした。

日本は世界でも農薬や添加物の基準がとても低く
世界でもトップクラスの添加物大国。

海外では禁止されている添加物も平気で使えるし
農薬基準で分かりやすく言うと

妊婦さんが日本のイチゴ(Lサイズ)を
2個以上食べると、お腹の赤ちゃんや母体に
悪い影響があり危険と言われているほど。

勉強すればするほど
日本にいて安心して食べられる物は
あるのかと思いました。

ですが、少しの知識を入れるだけで
選ぶことができると言うこと。

スーパーで調味料を選ぶ時、お野菜を選ぶ時、
こどものおやつやお菓子が食べたい時。

外食でもスーパーでも
選ぶことの繰り返しの毎日。

健康とは、小さな事の積み重ね。
少しの意識で、変えられることがある。

いろんな事に気を使えなかった、
無知だった時の自分自身に後悔しかなかった。

息子が運ばれた時の
あの時の思いはもう二度としたくない。

私の中で、覚悟を決めた時。

息子の寝顔を見ながら、毎日毎晩、
声を殺して泣くことはもうやめました。

一日でも早く
健康な体になれるように。

好きなものを
何でも食べさせてあげられる
健康な体になれるように。

いつ出てくるかも
発症するかも分からないアレルギーは
小さな事の積み重ねで
予防してあげられるということ。

私はこれからも、
守ってあげられる母でありたい。

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