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【国立科学博物館】 常設展だけで情報量が多すぎる…! 【感想】



上野の国立科学博物館へ

上野にある国立科学博物館、通称かはくの常設展を見に行った。会場は日本館と地球館の2つのエリアがあり、常設展だけでもかなりのボリュームがある。
その中でも特に良かった展示や印象に残ったことを書き残そうと思う。


日本館

まずは日本館。一階の「自然を見る技」エリアにあった沢山の時計がどれもレトロでおしゃれな見た目で良かった。懐中時計は知っていたけど印籠時計なんて物もあったんだな…。
ちなみに時計は地球館の「科学と技術の歩み」エリアにもあるので本当に沢山の種類を見ることができる。

二階の「日本人と自然」エリアでは江戸時代の女性のミイラに驚いた。こんなに昔の人が当時の姿を残したまま見られるのは改めて考えると凄いことだ。写真撮影できないのでじっくり見て心に刻んだ。


地球館


次に地球館。一階の「地球の多様な生き物たち」エリアは外せない。足元から高い天井にまで展示物があり盛り沢山。生物の系統に枝が伸びている系統広場などかはくの中でも特に展示方法が凝っていて楽しい空間だった。目立つ生物だけでなく地味な生物も沢山展示されているのが良かった。子供達が特に喜びそうなエリアだ。

三階の「大地を駈ける生命」エリアにずらりと並んだ動物たちの迫力も凄かった。ツノのある動物のツノの形がどれも美しくかっこいい。表情がリアルな剥製に、もしここにいる動物たちが急に動き出したらどうしようとゾクゾクした。ここも子供のための展示室「コンパス」があることを含め子供達が喜びそうなエリアになっている。

地下一階の「地球環境の変動と生物の進化」エリアの人類の進化コーナーが興味深かった。他の動物の展示物と違い、どれもわれわれと同じ人類の骨なのでちょっとドキドキした。遺跡から出土した彫像類は小さくてデフォルメされているのがなんだか可愛くて面白かった。

二階の「科学と技術の歩み」エリアでは鍼灸の学習のための人形「銅人」や木製の人体模型でたる「木骨」など初めて名前を聞く見たこともない不思議な道具が色々あって興味深い。

地球館にあるレストラン「ムーセイオン」にも訪れた。12時前に行っても混んでいたため整理券が配られたが、別の場所で待っていても良かったし回転率も早いように感じたので苦ではなかった。ジュラ紀ハンバーグプレートが美味しかった。


振り返り

とにかく情報量が多かった。これに特別展示も合わせたら本当に一日あっても見きれない。クリエイターの人なら創作意欲が掻き立てられそうだ。
そしてレトロな建物自体も良い。
展示室内は飲食禁止なので暑い季節では一回外に出て水分補給休憩を挟む必要がありそうだった。あと確実に足が痛くなる…。それほどボリュームがある。
混んでいたり時間がなくてさらっと見てしまった展示もあったと思うので、是非また気になる特別展に行くときにでも常設展を訪れたい。


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