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人に大いに頼った結果、子供の信頼できる大人が増えた話

子供が生まれて、時間的、体力的、身体的限界を知る場面が多い。


それは、ただ自分の限界を知り嘆くこと、限界を超えて心身を削るというような意味ではない。

限界を知ったからこそ、さぁそこからどうするか?という思考を深め、広げ、さまざまな技を手に入れるという、新しい自分に会える経験となったのだ。


我が家の場合、とにかく人に頼ることを覚えた。


第一に家族であり、友人であり、保育園やシッターサービスなどの公共のものも含めて。


幼い子供を人に預けることは、最初はハードルも高く、不安もあった。しかし、思い切ってみると、一度子どもと離れて、親の心身をリセットさせることの大切さを実感する。


そして、メリットはそれだけでない。自分の親(子供からすると祖父母)や義理の兄弟、シッターの先生含めて、子どもが親以外の大人と接する機会が増えるというのは、子供にとってとてもプラスなことのように感じる。


親以外の大人との関わり方や、意思の伝え方、甘え方などを身につけたり、その人の働き方や住む環境を知ることで、様々な世界があることを知る。


そして、それを重ねるうちに、信頼できる大人や、信頼できる場所が増えていくのだ。


親とこの信頼関係があることはもちろん必須だが、そこだけにとどまらず、自分を出せる場が多くあるのは、大人にとってサードプレイスが大切ということと同じように、子どもの心にとってもとても大切だ。


核家族が増える今、よりこのことは重要になってくるのでは?と感じる。


だから、親自身も抱え込まず、大いにたくさんの方の手を借りていくことが、親にとっても子供にとっても大切なのではないか。


人に頼ることは甘えか?とおもっていた数年前の自分からは、こんなふうに思えるようになるなんて驚きだ。


今後も迷わず、たくさんの方の手を借り、そして、もちろん自分自身も手を差し伸べながら暮らしていきたい。


Mina🌱


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