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愛されるよりも、守られるよりも、自立した女性でいたい

『女性にとって幸せな人生とは、好きな人から愛されて守られることだ』

心のどこかでそう信じて、ふわふわと綿菓子のように甘い夢を見ていた気がする。
そう、結婚するまでの私は。

いつからだろう。
自ら望んでいたはずの綿菓子の夢は、真綿となってゆっくりと、残酷に、私の首を締めつけていった。
きらめいていたはずのシャボンの泡は、たちまちはじけて跡形もなく消えた。

すべてはただ、私が見ていたいだけの、エゴイスティックな夢だった。
ひとりよがりの夢は、いつ割れてもおかしくない、宙をただよう風船のように脆く儚いものだ。

目に見えてなにが足りない、なにが不幸というわけじゃないのに。
それなのに、どうしようもなく満たされない何かに、いつももがいている。

いつかこの暮らしが足元から崩れてしまうのではないか。

理由のない不安と焦りが付きまとう。
今、突然ひとりになってしまったら…、きっと私は生きていけない。
ニュースで報じられる貧困女性の後ろ姿に、ふと、もうひとりの自分を重ねて見てしまう。

この不安を拭い取る方法は、ただひとつ。
自分自身の力で、1円でも多く稼ぐことだ。

できれば会社に時間を切り売りする労働ではなく、自らの腕ひとつ、才能ひとつで稼げるようになること。
それを達成できたとき、きっと本当の意味での『自立』ができるのだと思う。
(もちろん会社組織の一員として働く人も立派だし、それが器用にできない私にとってはとても羨ましいです)

自分を真に幸福にできるのは、自分しかいない


自立への第一歩として、今年の6月から投資の勉強をはじめた。
昔から計算が苦手で数字アレルギーだと思っていたけど、夢のためなら必死になれる。
未知の世界を自ら学ぶことは、いつだって楽しい。

まずは非課税であるiDeCoとつみたてNISAから開始した。特定口座も開設して、おそるおそる株取引もはじめてみた。
有名ではないけど自分が好きで応援したい会社の株と、指数に連動するETFを保有している。
はじめは失敗することもあったけど、段々とコツを掴んできて、なんとか月のパート代くらいは稼げるようになった。
しかし、自活できるくらいの金額には、まだまだほど遠い。

あとは、自分が持てる限りの知恵と経験を活かして、コンテンツの収益化を目指したい。
ネガティブな過去や辛い境遇だって、誰かにとって役立つ情報やエンタメに昇華できれば収益になる時代だ。
書く才能さえあれば誰にでもチャンスが開かれていているnoteは、素晴らしいプラットフォームだと思う。
私はこの舞台で何を表現していこう?

大切なのは

「どれだけ相手に価値を提供できるか」
「相手に喜んでもらえるか」

このふたつだけ。

あれこれ想像してアイディアをふくらませるだけでワクワクする。
自分の言葉で誰かを幸せにできたなら、それは最高に幸せなことだ。

そしていつかは

精神的にも経済的にも自立した女性になること。
自分で自分を十分に養って幸せにすること。

その夢を叶えて、ひとりでも楽しくご機嫌に生きていけるようになりたい。
好きな人や組織のために、惜しみなくお金を使えるようになりたい。

私の新しい挑戦は、まだ始まったばかりだ。


#お金について考えていること

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