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大空スバルの「デトロイト」配信で、アンドロイドの髪を切るシーンの良さ【Vtuber】

Vtuber「大空スバル」の配信は、笑って泣いて観察して考えて怒って喋って、ついでに長い。
クロノ・トリガーやライブアライブをずっと喋りながら、気が付けば5時間ぶっ通しで夢中で遊んでたり。
だいじょぶか。
何千人も見る動画で喋りつづけるだけで心も体もクタクタになるはずだけど、1日6時間ぐらいゲームやりながらしゃべってエンドロールで号泣して、燃え尽きたりしないか。

普段アホの子みたいな扱いだったり…
最初の5分がアホの子みたいな挨拶だったり…
そういうのがもったいないと思ってしまうくらい。

紹介したいのはPS4「デトロイトビカムヒューマン」実況プレイ配信の3回目。

自我が目ざめた家事手伝いアンドロイドが、父親の暴力に耐えていた子供を連れて逃亡する途中のシーン。途中でハサミを見つけて、より人間らしい格好に変わる場面がある。

そこでばっさりショートカットにして髪色も選べるから、自分に似た色にするのかな、と思ったら、
「連れている子供と同じ色にしたら親子連れに見せられるんじゃない?」
って発想がまず浮かんだらしくて、それは、すごくいい!

それはなんていうか、ゲームよりも映画を観てきた人の発想か、この世界に感情移入して生きてる人の発想。新鮮だった。
「デトロイト」界の住人なら、たしかにそこで「可愛くしよう」とは思わない。それは他のゲームでアバター作るときの考え方だ。

情報量の多いゲームは、子供のころからゲームだけやってきた人が遊ぶよりも、映画や読書や生物に親しんできた人のほうが、はっとするコメントをすることがある。(いちばん分かりやすいのがゲームさんぽシリーズ)

ゲームをやらない人によって、ゲームの情報量の多さや豊かさに気付かされることがあって、一番わかってない奴は、そういう貴重な動画に「はやくしろ」とか、書き込んじゃう。
停滞しているように見えて、考えることを進めてるんだけど。
大空スバル、毎回のようにキャラクターに感情移入してボロ泣きしながら毎日何時間も配信してるけど、このスタイルは、配信者としてマジメというか、やっぱり若いな!心と体の回復速度が速い!今日もやるのか!偉いし若い!

読んでくれてありがとうございます。 これを書いている2020年6月13日の南光裕からお礼を言います。