見出し画像

【Vtuber】儒烏風亭らでんとつぶやきシローの「できない」個性

トランプが苦手で
「ババ抜きができない」vtuberがいる。
これはかっこいい。

多くの人ができて当たり前なことが、全然できない人がいる。
私は都会の小学生よりも公共の乗り物を使いこなせないし、いい大人になって一人カフェや高速道路が苦手なのがコンプレックスだ。でも、それはよくあるレベルだからあまりカッコよくない。学者なのに割り算だけできないとか、レーサーが車庫入れできないとか、それより上位のスキルがあるのに苦手なことがあるほうがいい。

「ババ抜きを知らなかった」じゃなくて、できない。その人は数万人の前で麻雀のルールをわかりやすく人に教えていたのに。

麻雀をほとんど分からないレベルから言うと、ババ抜きの「とって、そろえて、出す」ルールに百倍DLCを追加したのが麻雀ではないか。
なのに、「なんかできない」ことが人によってはある。

「若いけど麻雀ができます!」はちょっとした個性になるけど、
「ババ抜きができない」も、それ以上に強烈な個性になる。

子供のころから他人と浅い交流をしない人だったのかな、とか想像してしまって興味をひく。

最近ラジオで聞いた「できない」系の話では、ぼやき漫談で一世を風靡したつぶやきシローが映画館に行ったことがないエピソードを披露していた。

(この表紙、本です)

つぶやきシローは文章を書いて映像化したりコントになったりしていると思う。
自分の姿を何度もテレビで放送されたし、映画館が題材のコントや漫才の人と仕事をしたのに、映画館に行ったことがない。

それも、映画が嫌いとか閉所が苦手なわけでもなくて、たまたま行かないまま50年ぐらい生きてただけで、自分からその話をしたこともなかった。

映画館のことは、他の人から伝わってくる映画泥棒や予告編あるあるを頭の中でミックスさせて
「こういうものだ」と正しく理解している。

つぶやきは、なんせつぶやきだからTwitterのフォロワーが初期から多かった。
けど、今となってはXフォロワー数なんか興味もたれない。かつてボキャブラ天国で爆笑問題やくりいむしちゅー(当時は改名前か)らより話題になった芸能人で映画館に行ったことがない話のほうが詳しく聞きたい。
一度でも誰かの付き添いで足を運んでしまうと「一度も〇〇をしたことがない」系の個性はなくなってしまうのが儚い。

自分がコンプレックスに思って隠していたいる「できない」方面のことも、話してみたら面白がられるかもしれない。いい友人がいれば。

カフェイン無しでもエナジードリンク的に飲める非常にいいもの

読んでくれてありがとうございます。 これを書いている2020年6月13日の南光裕からお礼を言います。