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テトリスやマリオがいけるなら、これもいけるだろ! バトロワ形式で復活してほしいゲームを考えてみた

APEX、フォートナイト、PUBG。大勢のプレイヤーが戦場に放りこまれ、生き残りをめざして戦う「バトロワ」形式のゲームが人気だ。
バラエティー番組「風雲たけし城」をリスペクトした、最期まで落ちないようにわらわら走るfall guysも大人気。

任天堂は、テトリスやマリオを、バトロワ形式にアレンジしたゲームを発表。
銃撃戦じゃなくても、100人で生き残りをかけて遊べばだいたいのゲームは面白いんじゃないか?
バトロワ形式で復活してほしいゲームを考えてみました。


川島隆太教授観戦 脳を鍛える大人がバトルロイヤル

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100人が同時に簡単な計算を連続で解き、遅い者から脱落していく。
最初に脱落したら「お前の脳年齢、1歳!」とか宣告される。
大勢で参加できるクイズ番組、もしくは厳しすぎて怖い進学塾みたい。みんなで集まり、興奮状態になることで脳のどっかが活発になり、トップを目指す緊張感が脳のアレをアレになって脳トレには良さそう。

パチ夫くん100人

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ひとつのテレビ画面に100台のパチンコが同時に稼働する光景を想像してほしい。光と音の暴力だが、現実に近い気もする。
どうしても本物の熱狂にはかなわない、ゲームでの架空ギャンブルものだけど、バトロワにすれば本物の熱を一部でも再現できるのでは。
制限時間内に一番出玉を増やした奴がパチ夫くんとして、パチンコ星の王子を名乗れる。だから何だ。


AFRIKAバトルロイヤル

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「こういうゲームとは思ってなかった」と勝手な苦情が来そうだが、実在するカメラで、野生動物を探して写真を撮るゲーム。

3Dのポケモンを撮影する「ポケモンスナップ」女子を撮影する「LOVER」など、ポリゴンキャラの表現力が豊かになって撮影をテーマにしたゲームはあるけど、これを100人でやりたい。

写生大会のように、手に手にカメラを構えて、象のまわりを囲んだり。遠くのきれいな鳥をターゲットに望遠レンズを構えるのは、戦いのゲームでスナイパーライフルを構えるのに似ている。他の参加者に移りこむポジションどりが熱い。

マインドシーカーバトルロイヤル

プレイヤーの中に秘めた能力を磨いて超能力者になるゲーム、マインドシーカー。
100人で、裏向きになったカードの絵を当てたり、コントローラを上下に振って画面上のスプーンをこすって曲げたりする。

画面の中のものが動いたらテレキネシスなの?要するに運ゲーじゃないの?って思ってしまった一般大衆は脱落。「能力者」として覚醒したらチャンピオン。どんなゲームでも100人で競えば面白い説の真価が問われるゲーム。

100人の料理

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「俺の料理」は2本のアナログスティックを両手に見立てて、
片手でゆっくりジョッキを傾けてビールを注いだり、
片手をネギにそえて、片手に包丁でうまく野菜を切ったり、料理の動きを再現したゲーム。

アナログスティックを使うゲームがほとんどない時代に、料理のさまざまな動きを遊びにしただけでなく、鍋のスイッチを入れて加熱して、待ってる間に食材を切ったり、料理の手ぎわの良さも問われる秀作。

スタートの合図と同時にトントントントン・・・って100人でCGのキャベツを刻みたい。料理とバトロワは素材の相性抜群、絶対盛り上がる金脈だと思う。たけし城リスペクトの次は料理の鉄人リスペクトだ。どこでもいいから作ってほしい。

I.Q.100

元は、たしかファイナルファンタジー7と同時期に出たパズルゲーム。あえて静かな音楽や大人っぽいデザインが新鮮だった。
テトリスがいけんだからこの辺もいける。このへんの資産も再利用してくれ、っていうかもう一度やってみたい。

ぷよぷよの次を狙って山のように発売されたパズルの中でも「マジカルドロップ」とか「ばくばくアニマル」(ミニ版ゲームギアに収録ですって!)とか、「サイ」とか、アイデアが光ってたゲームはもう一度スポットライトをあててほしい。

だけど、こうしてゲームをあげてみると、100人でやるまでもなく、すでに1~2人プレイで完成してる! いっせいに遊ぶことで面白さに確変がかかるかというと、逆に駆け引きを味わう余裕がなくなるのかもしれない。

現実的に企画を考える人の立場になれば、次にバトロワ化したら成功しそうなゲームは・・・まあ順当にいけば「ボンバーマン」かなあ。
知名度、ゲーム性。ボンバーマン100人同時プレイは絶対いい。だが安定すぎる。過去作である程度の人数は集まるようになってたし。

「なんでこれを100人でやってんだろう」って笑ってしまう面白さを味わいたい。とすると写真か料理を題材にしたゲームを100人でやりたい。もう100人でなくてもいい。「俺の料理」をやりたくなってきた。HD振動でリアルな食材を切る感触をくれ!料理ゲーの新作やりたい!

読んでくれてありがとうございます。 これを書いている2020年6月13日の南光裕からお礼を言います。