見出し画像

古本屋に未来が保管されている楽しさ。アイザック・アシモフにも手を出してみた

「デトロイト ビカムヒューマン」をプレイ中に、ロボットと刑事のバディものとして、「鋼鉄都市」の作品名だけは聞いていた。
だけどそのときは、デトロイトを何周もやったり関連作に手を出すほど熱中することはなく。


最近になって「三体」の凄さをタイムラインで何度も聞いたり、人間椅子の和嶋さんがSFの話をしていたり、ガリベンガーVで宇宙を考える回があったり・・・自分の好きな人たちがみんな、楽しそうに「SF」の方向を示している。

もうひとつは「デス・ストランディング」。
未来のアメリカでプレステやフィギュアを配達したり、人のつながりに飢えて荷物を奪いに来る「配達中毒」のグループがいたりして、こんな未来ないだろ!とは思ったんだけど、自由に未来を想像して創造する楽しさを感じた。
そうか、SFって、理屈をこねて設定を固めて作るんじゃなくて
「未来の電話はこんな感じになってるかも!」「こんなもの食って生活してるかも?」
と楽しんでいいんだ。

そして、どのSF小説おすすめブログでも基礎教養として名のある「鋼鉄都市」に戻ってきた。
最近は雑貨屋とゲーム屋が併設している本屋に行くことが多いけど、古本屋の今まで行ってないコーナーにずっと未来が並んで保存されている感じがすごくよかった。

話も難解じゃない。難しく考えることもできるけど面白く読める。

今年も残り半月あるぞ。今年ベストの作品ランキングなんか作って振り返る暇があったら本が読める。

読んでくれてありがとうございます。 これを書いている2020年6月13日の南光裕からお礼を言います。